*** The Road to Oscar 2000 Part 5 ***
「オスカーへの道2000」5

2001年3月25日発表の米アカデミー賞に向けて、
今年のオスカー・レースを占います。

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オスカーへの道:番外編
宴の後に…

04/09/01

ハイ、早いモノでアカデミー賞の発表からもう2週間もの月日が過ぎてしまいました。ここで、この2週間で話題になったことを少しだけご紹介して、今年のオスカーページの締めくくりにしたいと思います。

さてさて、先週発売になったタイム誌&ニューズウィーク誌は、揃ってビヨークの白鳥ドレスを揶揄するような写真&記事を載せていましたね。目立ち度ではやっぱり彼女が今年の一番だったかな?それと、昨年のグラミー賞にすけすけ胸バカ開きドレスを着てきて伝説の人(?)となったジェニファー=ロペスが、今回はおとなしいドレスを着てきたので、こちらも話題でした。でも、NW誌、何も○く○の見えてる写真載せることないのに〜〜〜(^_^;)。

また今年は例年受賞式の後に催されるいくつかのパーティが、前日に開かれたのも話題の一つ(だからホアキン=フェニックスはぼさぼさの頭で受賞式に臨んだわけですね(^_^;)。毎年熾烈を極める、どのパーティにどのスターが来たという取り合い競争を和らげる為にそうなった様ですが、今年一番のパーティ・スターは、何とあのパフ=ダディだったそうです(・_・)???

つい昨日ニュースネタに昇ったのが、技術賞のプレゼンターを務めたマーク=マイヤーズのジョーク。受賞者の名前を読み上げる時「勝者はジュリア(=ロバーツ)…おっと、ではなくて…」と言ったのだそうで、これは華やかなアクター達の様な受賞者に比べ、技術者達の受賞はつまらないといった意味のジョークであり、この様な態度は技術部門の受賞者達の誇りを著しく傷つけるものだとして抗議の声があがったのだとか。これに対して今日、アカデミー側も受賞者達に対して正式に謝罪をしています。
それを言ったら、ジュリア=ロバーツだって撮影賞の発表をする時「この名前、ちゃんと発音できるかしら」って言ったんですよ。受賞者はピーター=パウ。つまり中国人の名前は発音しにくい(=普通じゃない)って暗に言ってるわけじゃないですか。この時、受賞式を一緒に観ていたチャイニーズ系の人は超怒ってましたよ。

それでも、今年は5部門を獲得した勝者の「グラディエーター」に次いで、4部門でオスカーを獲得した「グリーン・ディステニー」を応援する声が一般大衆の間では本当に高かったですね。それはオスカー前後の日付に放送された数々のトークショウを見ていてもよく分かりました。
今回のラッセル=クロウの受賞について「アカデミー賞とはCompensation(補償)の歴史である」という評があったのは印象的ですが、やっぱりオスカーっていうのは政治なんですよ。その作品が良かったからとか、その役が良かったからオスカーが獲得出来る訳じゃない。「これまで一度もあげた事なかったから、今回はあげてやろう」とか。世論が高まっているから、ちょっと贔屓する…とかね。今回の「グリーン・・・」に対するアジア系スタッフの受賞は、十数年前に制作されたベルトルッチ監督の「ラスト・エンペラー」で見事に無視されたアジア系のスタッフ達へのCompensationであるという意見さえあるのです(あの映画は正確には中国映画ではなかったので、それも叉違うんじゃ??? ^_^;)。

ま、このオスカー景気に乗っかって「グリーン…」は未だに全米興行成績10位以内を堅持。先週辺りまで頑張っていた、他のオスカーノミネート作品「トラフィック」や「ショコラ」が、圏内から転落してしまった中で、ホントに頑張っていますね。ちなみにこの作品、先月総興行成績1億ドルを突破して、現在外国語映画作品としては歴代興行成績トップの記録を更新中です。
私としても、後1回は劇場で見たいから、もうちょっと踏ん張っていて欲しいですね〜(^_^;)。

Oscar Bet Table 2001
オスカー予想&結果 2001

Last Updated 03/26/01

<<受賞の前に>>

さてさて、いよいよアカデミー賞受賞式が3月25日夜(日本時間26日午前中)とせまりました!!!取りあえず、駆け足で予想だけ書いてみましたので、詳しくはまた後ほど〜〜〜。

アカデミー賞の前哨戦と言われる“ゴールデン・グローブ賞:予想と結果”も参考にしてみて下さい。

<<受賞後の感想>>

さて、結果は皆さん新聞・ネット等でご存知の通りです。やはり今年は飛び抜けて出来のいい作品がなかっただけに、いわゆる“総ナメ”の作品はありませんでしたね。最終的には「グラディエーター」が5部門、「グリーン・ディステニー」が4部門、「トラフィック」が4部門という結果が出ました。
今朝のNYタイムスには、記事の冒頭で「映画界は、やっとのことで“シェア”ということを学んだ(The movie industry has finally learned to share)」という皮肉が思いっきり書いてあります。その同じセンテンスに、”though the tiger’s portion went to Gladiator”(虎=[ここでは明らかに“グリーンディステニー”のこと]の分け前は、グラディエーター(まさに劇中虎と戦っていた剣闘志)に行ってしまったが)なんて書いてあるんですけどね。座布団一枚!それにしても、な、な、なんて露骨な〜〜〜(^_^;)。そこまで書く???授賞式後のコメントを聞いたり見たりする限りだと、「“グラディエーター”の受賞は仕様がないけれどやっぱり不満憤懣」というのがやはり大勢を占めているようです。

今年の結果は“アカデミー賞に選ばれる作品・人間が必ずしもグッド/ベストという訳ではない”ということの、とても良い例だった様な気がしますね。
例えば最優秀主演男優賞のラッセル=クロウ。批評家や映画オタクに言わせると、彼の演技は「ザ・インサイダー」や「LA・コンフィデンシャル」の方が数倍良かったのにね・・・、という意見が大多数。でも去年は相手が悪かったし(私個人としては、D=ワシントンには負けても仕方ないと思ったけど、K=スペイシーに負けたのはちょっと不本意)、去年取れなかった分を今年取ったというのが現状と思っている人が多いわけ。つまり、オスカーを取ったからといって彼の演技が「グラデイエーター」で最高潮だったとは限らないわけなのです。
また今年最大のサプライズだった「ポラック」助演のマーシャ=ゲィ=ハーデンの受賞。私は個人的に、彼女の演技は、有力候補の三人(ケイト=ハドソン、フランシス=マクドーマンド、ジュディ=デンチ)よりも好きだったのでとても嬉しかったですが、やはりこれは三人がどれも竹の子の背比べ(甲乙付けがたいとはいいかねますが)だった為に票割れを起こしてしまった結果だったんじゃないかなと思います。何せ彼女、ゴールデン・グローブ賞ではノミネートすらされてなかったですから。
同じ事は、オリジナル脚本賞にも言えます。NYタイムスなんかは「誰もが“You Can Count on Me”に行くと思っていたが…」なんて書いていますが、やっぱりこのカテゴリーもかなり竹の子の背比べだったんじゃないかなぁと私は思います。

それからまたNYタイムスの引用ばっかで申し訳ないですが、記事の最後に、今年はノミネートの人種・国籍が非常にバラエティでありながら(アン・リー=チャイニーズ、ハビエル・バルデム=スパニッシュ、ベニシオ・デル・トロ=プエルトリカン、ジュリエット・ビノッシュ=フレンチ、ジュリー・ウォルター&アルバート・フィニー&ジュディ・デンチ=ブリティシュ、ラッセル・クロウ&ジェフリー・ラッシュ=オーストラリアン)、黒人のノミネートが一人もいなかったということが書いてありました。確かにプレゼンターでも、黒人はサミュエル=L=ジャクソン、モーガン=フリーマンとハリー=ベリーくらいしかいなかった様な…。

さてさて、アカデミー受賞式と言えばやはり話題の一つは司会者のジョーク。今年は初めてというスティーブ=マーティンが、宇宙ステーションから降りてくるという設定(本物の宇宙飛行士がオープニングの挨拶をしました)でしたが、私的にはつまらなかった。彼のジョークも、一緒に見ていたアメリカ人の友達にはそれなりに面白かったらしいけど、私には意味を説明してもらっても全然面白くなかったりして。数年前、NYを拠点とするトークショーホスト・デビッド=レダーマンが司会を務めた時、それはそれはボロクソに叩かれていたものですが(やっぱアカデミーは皆、西海岸の人間だから???)、私的にはスティーブ=マーティンより彼の方がずっとマシだったような気がします。う〜〜〜ん、でもやっぱりウーピー=ゴールドバーグかビリー=クリスタルがいいですよね〜。来年はどちらかが戻ってきてくれるかな???
それにつけても今年はラッセル=クロウ、相当いじめられていましたね〜〜〜もうしょっぱなからガ〜ンガン。不倫モンダイに始まって、つい2週間前に暴露(?)された誘拐計画のジョークまで(主演男優賞を争っていたトム=ハンクスのせいにされていましたが…)。え〜と、他には何のジョークがあったっけ???あ、背後の巨大なオスカー像に向かって「ここがアフガニスタンだったらこの巨像は軍に壊されていた」とかね。ま、タイムリーだけど、ちょっといまイチ…(^_^;)。

そして、やはりオスカー・パーティともなると、大人数であのドレスがいいの悪いのってブーブー批評し合うのもご愛嬌(単なるミーハーなんですけれど)。主演賞を取ったR=クロウとJ=ロバーツの服装は、ワーストとまでいかなくともけっこう評判悪かったですね〜(^_^;)。
私的に言うと、男性のベストはサミュエル=L=ジャクソン、スティーブン=ソダーバーグとホアキン=フェニックス(会場に来る直前起きたばかりだそうで、髪はボサボサでしたが)、女性のベストはジョアン=アレン、シガニー=ウィバー、ミッシエル=ヨウ、ジュリー=アンドリュースとローラ=リニー。男性ワーストはベン=アフレックとアンソニー=ホプキンズ、女性ワーストはケイト=ハドソン、ビヨークとジュリエット=ビノッシュって感じでした。(ケイト=ハドソンの衣装は、“電灯の笠”とまで言われていましたね〜 ^_^;)。各スターの写真については、下のサイトに行ってみて下さい。沢山の写真が見られますよ。

で、受賞式の内容で言うと、私にとってのハイライトはヨーヨー=マの演奏かな。ここばかりは、ぎゃーすかうるさい周りの連中もし〜んと聴き入っていましたね。ヨーヨー=マって、とにかく楽しそうに生き生きと演奏する所が大好きです。それにしてもあの「グリーン・ディステニー」の歌の時の、ヘンなダンスは何だったの???
スピーチで好きだったのは、サバサバしながらも力強い印象を残したマーシャ=ゲィ=ハーデン、特別功労賞を受賞した脚本家のアーネスト=リーマン、思わず中国語でのスピーチに力が入ってしまった撮影監督のピーター=パウ、そして監督賞を受賞したスティーブン=ソダーバーグでした。実は私、ソダーバーグと仕事をしたことある人から、彼の豪傑・傲慢ぶりを散々と聞いているので、なんか彼ってイヤなヤツだな〜っていう印象がどうしても抜けないのですが、それでもあのスピーチを聞いてしまうと(細かい言葉とかは思い出せないのですが)彼ってやっぱり“一物持った人”なんだな〜と思ってしまいました。

確か新記録を達成(?)した程異常な長さだった去年に比べ、今年の受賞式はちょっと短めだった様な気がします。4時間の長帳場とは言え、何だかんだであっと言う間に終わってしまいましたね〜。あ、余談ですが、ペプシはこの日に向け、ブリトニー=スピアーズのCMを流すという“CMの予告CM”を大大的に流していたのですが、何のことはない、ただブリトニー=スピアーズがペプシのテーマソングを歌って踊るってだけでした(なぜかボブ=ドールがちょい役で出てましたけど)。ちゃんちゃん。
最後に。私は今年、23部門中16部門の受賞者を当てて14人中見事的中率第1位でしたよ〜〜〜(も、もっと賭ければ良かったぁぁぁっ)。また来年も予想やろ〜っと。

<<mookのアカデミー賞予想&結果 2001>>
- mook's Academy Awards Bet Table 2001 -

MY CHOICE
=The order of my favorite
私の好きな作品順
BET ORDER
=My bet order
でも賭け予想はこっち
COMMENTS

受賞式、前と後のコメント

.
**=winner
.
Best Picture . .
1.Erin Brokovich
「エリン=ブロコビッチ」
2.Crouching Tiger, Hidden Dragon
「グリーン・ディステニー」
3.Traffic
「トラフィック」
4.Gladiator
「グラディエーター」
5.Chocolat
「ショコラ」
1.Gladiator
2.Traffic
3.Crouching Tiger, Hidden Dragon
4.Erin Brokovich
5.Chocolat
- Previous Comment -

Because it’s Dream Works, “Gladiator” seems to take it! Otherwise, it could be “Traffic”.

技術総合面と制作会社=ドリームワークスの力で「グラディエーター」か、批評家の押しで「トラフィック」辺りか。「グリーン・ディステニー」はやっぱ無理でしょうね。個人的に、この中で一番好きなのは「エリン=ブロコビッチ」なんですけれど。

- Afterwards -

Yeah, yeah, yeah...

もう仕様がないっすよね(^_^;)。

Best Director . .
1.Steven Soderburg for "Erin Brokovich"
「エリン=ブロコビッチ」
2.Stephen Daltdry for "Billy Elliot"
「リトル・ダンサー」
3.Steven Soderburg for “Traffic”
「トラフィック」
4.Ang Lee for "Crouching Tiger, Hidden Dragon"
「グリーン・ディステニー」
5. Ridley Scott for "Gladiator"
「グラディエーター」
1. Ang Lee for "Crouching Tiger, Hidden Dragon"
2. Steven Soderburg for "Traffic"
3. Steven Soderburg for "Erin Brokovich"
4.Ridly Scott for "Gladiator"
5. .Stephen Daltdry for "Billy Elliot"
- Previous Comment -

Because Ang Lee won for the DGA awards, there is a really good chance for him. However, Soderburg has even a greater chance, unless the votes wouldn’t be taken into “Erin”.

DGA賞を取ってしまったアン=リーが優勢。でも、「エリン…」との票割れが起きなかった場合、ソダーバーグに行く可能性はまだまだ充分にあり。

- Afterwards -

I guess it was what had to be...

ま、これで良かったんだと思います。

Best Screenplay - Original . .
1.You Can Count on Me
2.Erin Brokovich
3.Billy Elliot
4.Almost Famous
5.Gladiator
1.You Can Count on Me
2.Erin Brokovich
3.Gladiator
4.Almost Famous
5.Billy Elliot
- Previous Comment -

Anyone can win, actually….

私にとっては、圧倒的ダントツで「You Can Count on Me」が一番ですが、一般的にはどれも竹の子の背比べで、どれが取ってもおかしくないと思います。

- Afterwards -

This was, in a way, surprising!!!

これはちょっち意外でしたね。

Best Screenplay - Adaptation . .
1.Traffic
2.Wonder Boys
3.Crouching Tiger, Hidden Dragon
4.Oh Brother, Where are Thou?
5.Chocolat
1.Traffic
2.Crouching Tiger, Hidden Dragon
3.Wonder Boys
4.Oh Brother, Where are Thou?
5.Chocolat
- Previous Comment -

“Traffic”, which won for Golden Globe and WGA, seems to win.

GG賞、WGA賞を取った「トラフィック」が取りそうですね。

- Afterwards -

It was easy.

ま、これは簡単でした。

Best Actor . .
1.Javier Bardem for "Before Night Falls"
「夜が来る前に」
2. Ed Harris for "Pollock"
「ポラック」
3.Geoffrey Rush for "Quills"
「クイルス」
4.Russell Crowe for "Gladiator"
「グラディエーター」
5.Tom Hanks for "Cast Away"
「キャスト・アウェイ」
1.Russell Crowe
2.Tom Hanks
3.Javior Bardem
4.Geoffrey Rush
5.Ed Harris
- Previous Comment -

Cannot tell if it’s Russell Crowe or Tom Hanks. For me, Russell was the worst in Gladiator. But he has really a good chance, because he lost last year for “The Insider”.

トム=ハンクスはオスカー・フェイバリットだけど、さすがに3回は…。ラッセル=クロウは、去年「インサイダー」で逃しただけに可能性は大きいと思います。

- Afterwards -

It was for his past performance such as "The Insider" or "LA Confidential" not for "Gladiator" I think.

これは「グラディエーター」にというより、過去の作品含めての受賞でしょう。

Best Actress . .
1.Julia Roberts for “Erin Brokovich”
「エリン=ブロコビッチ」
2.Laura Linney for ”You Can Count on Me”
3.Ellen Burstyn for "Requiem for a Dream"
4.Julliette Binoche for “Chocolat”
「ショコラ」
5.Joan Allen for “The Contender”
1.Julia Roberts
2.Laura Linney
3.Julliet Binoche
4.Ellen Burstyn
5.Joan Allen
- Previous Comment -

If Julia loose it, it’ll be the biggest surprise of this year.

これでジュリア=ロバーツが負けたら、アカデミーはよっぽど彼女のこと嫌ってるって事ですね(^_^;)。

- Afterwards -

No Surprise.

スリルなし。

Best Supporting Actor . .
1.Benicio Del Toro for “Traffic”
「トラフィック」
1.Joaquin Phoenix for “Gladiator”
「グラディエーター」
1.Albert Finny for “Erin Brokovich”
「エリン=ブロコビッチ」
4.Willem Dafoe for “Shadow of Vampire” (Unseen)
5.Jeff Bridges for “The Contender” (Unseen)
1.Benicio Del Toro
2.Albert Finny
3.Joaquin Phoenix
4.Willem Dafoe
5.Jeff Bridges
- Previous Comment -

Cannot make an order to the first three guys, since their roles were all different. However, Benicio is definitely the first runner.

もう上位三人は皆良かったので、順位がつけられません(^_^;)。でもやっぱ受賞はベニシオでしょう。

- Afterwards -

Yes!

よかったね(^_^)。

Best Supporting Actress . .
1.Julie Walters for “Billy Elliot”
「リトル・ダンサー」
2.Marcia Gay Harden for “Pollock”
「ポラック」
3.Kate Hudson for .“Almost Famous”
「あの頃ペニーレインと」
4. Frances McDormand for “Almost Famous”
「あの頃ペニー・レインと」
5. Judi Dench for “Chocolat”
「ショコラ」
1. Kate Hudson
2. Frances McDormand
3. Judi Dench
4. Julie Walters
5.Marcia Gay Harden
- Previous Comment -

This category is the hardest in this year. Kate Hudson seems to young for Oscar, but… You never know.

これが一番難しいカテゴリー。ケイト=ハドソンがゴールデン=ホーンと共に母子でオスカー?と騒がれていますが、ミラマックスもココしか望みがないから、けっこうお金ばらまいていると思うし…。

- Afterwards -

This was the biggest surprising!!!

これが一番の驚き!!!でも、良かったです。

Best Cinematography . .
1.Crouching Tiger, Hidden Dragon
2.Gladiator
3.Malena
4.Oh Brother, Where are Thou?
5.The Patoriot
1. Gladiator
2. Crouching Tiger, Hidden Dragon
3.Malena
4.Oh Brother, Where are Thou?
5.The Patoriot
(^_^)
Best Art Direction . .
1.Quills
2.Crouching Tiger Hidden Dragon
3.Gladiator
4.Vatel
5.Grinch
1.Gladiator
2. Crouching Tiger, Hidden Dragon
3.Quills
4.Grinch
5.Vatel
(^_^)
Best Costume Design . .
1.Gladiator
2. Quills
3.Crouching Tiger, Hidden Dragon
4.Grinch
5.102
1.Gladiator
2. Crouching Tiger, Hidden Dragon
3.Quills
4.Grinch
5.102
(^o^)
Best Sound . .
1.Gladiator
2.Cast Away
3.The Patriot
4.The Perfect Storm
5.U-571
1.Gladiator
2.Cast Away
3.The Perfect Storm
4.The Patriot
5.U-571
(^o^)
Best Editing . .
1.Traffic
2.Crouching Tiger Hidden Dragon
3.Wonder Boys
4.Gladiator
5. Almost Famous
1.Traffic
2.Gladiator
3. Crouching Tiger, Hidden Dragon
4.Almost Famous
5.Wonder Boys
(^o^)
Best Sound Effects . .
1.U-751
2.Space Cowboys
1.U-751
2.Space Cowboys
(・_・)
Best Effects . .
1.Gladiator
2.The Perfect Storm
3.Hollow Man
1.Gladiator
2.The Perfect Storm
3.Hollow Man
(・_・)
Best Make Up . .
1.Grinch
2.Shodow of the Vampire
3.The Cell
1.Grinch
2.Shodow of the Vampire
3.The Cell
(・_・)
Best Song . .
1.Dancer in the Dark
2.Crouching Tiger, Hidden Dragon
3.Wonder Boys
4.The Empire’s New Globe
5.Meet the Parents
1. Wonder Boys
2. Dancer in the Dark
3. Crouching Tiger, Hidden Dragon
4.The Empire’s New Globe
5.Meet the Parents
(・_・)
Best Short Films - Live Action . .
1.One Day Crossing 1.One Day Crossing
- Previous Comment -

Pleeeeeeeease!!! This film is produced by one of my friends!!!

私の友人がプロデユース、学校の先輩が監督&脚本を担当しています。お願い〜〜〜!

- Afterwards -

(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)
Best Foreign Language Film . .
1.Crouching Tiger Hidden Dragon - Taiwan
「グリーン・ディステニー」
2.The Taste of Others - France
「他人の味」
3.Amores Perros - Mexio
「アモーレス・ぺロス」
4.Muse si Pomat - Czech Republic
5.Ledereen Beroemd - Belgium
1.Crouching Tiger Hidden Dragon - Taiwan
2.The Taste of Others - France
3.Amores Perros - Mexio
4.Muse si Pomat - Czech Republic
5.Ledereen Beroemd - Belgium
- Previous Comment -

Of course! Sure it is!!!.

コレははずし様がないでしょう(^_^;)。

- Afterwards -

If they would have been lost, it'll be a riot!!!

もし受賞しなかったら、暴動モンですよ(^_^;)。

Oscar Buzz 2
オスカー関連サイト&制作会社等など

03/17/01

と、いうわけでますます盛り上がって来ました、オスカーレース。芸能関係のウェッブサイトも、今はその話題で持ち切り。ってな訳で、目立ったもののリンクを付けて見ましたので、どうぞ覗いてみて下さいませ。ホントはまだまだあるんですよ〜〜〜。

Oscar.com : Official Site
細かい情報からクイズやゲームまで、いろいろ。

CNN
すっ、凄い気の入れよう。各作品のクリップも見られます。
批評家二人による事前予想あり。

New York Times
ノミネートされた人達の独自インタビューやプロフィールが盛りだくさん。
批評家三人による事前予想あり。

Internet Movie Database
まずい…タイトル「The Road to the Oscar」が同じだ(^_^;)。
マネしたわけじゃなかったんですけれど。事前投票やってます。

Hollywood.com
こちらもけっこう凝ってます。まだ工事中のページもあり。

E! Online
ゴシップ専門TVのオスカーサイト。

Entertainment Weekly
芸能誌としてはとてもポピュラーなモノ。

People Magazine
ゴシップ専門情報誌のオスカーサイト。

Yahoo Movie
通信社からの最新ニュースがいっぱい。

Hollywood Reporter
ハリウッド業界紙のオスカーウオッチ:その1。

Variety
ハリウッド業界紙のオスカーウオッチ:その2。

Siskel and Roeper
アメリカではポピュラーな批評家二人の、お気に入りノミネート候補リストがあります。

さてアカデミー賞と言えば、ここでは前から何度も何度も書いてきている様に、その選定には、制作会社同士の火花を散らせた宣伝合戦&ロビー活動が大きく関わってきます(毎年制作会社持ち回りで賞を分け合っている日本アカデミー賞とは、ここが大きく違うわけですね)。
という訳で、ここでノミネート作品を会社別に見てみることにしましょう。

作品賞ノミネート作品(アルファベット順) 

Chocolat 「ショコラ」 - Miramax Films =親会社はDisney

Crouching Tiger Hidden Dragon 「グリーン・ディステニー」 - Sony Pictures Classics =親会社はSONY

Erin Brokovich 「エリン=ブロコビッチ」 - Universal Studio =親会社はVIVENDI

Gladiator 「グラデイエーター」 - Dream Works SKG

Traffic 「トラフィック」 - USA Films =親会社はUSA Network 

上に書いた関連サイトの「Hollywood Reporter」や「Variety」のサイトなんかを見て頂けると、よ〜く分かると思うのですが、とにかく会社間の宣伝攻勢がすんごいです。
話題はやっぱり、受賞式の後に各会社が主催するパーティの席上で、どの会社が一番多くのオスカー像を持って帰って来たかということですね。こちらでは受賞式だけじゃなく、式後のパーティなんかもTVで放映されますから、もう各会社、自社のプライドの為にそれこそ必死になっているみたいです(^_^;)。

やはり一番お金をばらまいているのが、「ショコラ」のミラマックス。あの作品は絶対に作品賞ノミネートというレベルではなかったですよ、マジで(^_^;)。結局「マレーナ」も外国語映画賞のノミネートから外れたし、「オール・ザ・プリティ・ホースィズ」もからっきし無視されたし、頼みの綱は助演女優賞のジュディ=デンチくらいのモンでしょうか?

次はご存知スティーブン=スピルバーグ、元ディズニー一番のやり手ジェフリー=カッツエンバーグ、そしてK=リーブズの元ホモ達(?)デビッド=ゲフィンの三人が1994年に立ち上げたドリーム・ワークスSKG。もう今では、ハリウッドの揺るぎない地位を築いていますよね。カッツェンバーグが元ディズニーであることもあり、ミラマックスやブエナ・ビスタ・エンターティメント等、ディズニー傘下の会社は特に、SKG潰しにやっ気になっているという噂もちらほら…(ちなみに98年、SKGの「プライベート・ライアン」 は、ミラマックスの「恋に落ちたシェイクスピア」に敗退。でもSKGは去年の「アメリカン・ビューティ」で見事弔い合戦に勝利しています)。
今年はこの分だと「グラディエーター」行っちゃいそうですからね〜。ついでに「あの頃ペニー=レインと」で、ケイト=ハドソンかフランシス=マクドーマントも助演女優賞取っちゃいそうだし、あわよくば「キャスト・アウェイ」のトム=ハンクスもドリーム・ワークスですからね〜。今年もやっぱり獲得率No.1かな???

次にお金のあるのはやっぱり「エリン=ブロコビッチ」のユニバーサル・スタジオでしょう。最近アカデミーではあんまり強くないみたいですけどね。ええと、この会社には他に監督&脚本&助演女優賞にノミネートされている「リトル・ダンサー」があります。後は「グリンチ」の技術賞くらいかな?

そして、これまでは外国映画賞狙いでミラマックスと張ってきたソニー・ピクチャーズ・クラシックスが、「グリーン・ディステニー」をひっさげて、晴れて作品賞のヒノキ舞台に?そしてナント「Pollock」が主演男優と助演女優賞にノミネートされています(受賞の可能性はほぼゼロだと思いますけれど)。
ソダーバーグの票割れ棚ボタで、アン=リーが監督賞なんて取ってしまった日には、SPCもうウハウハでしょ〜ね〜(^_^;)。

最後に!「トラフィック」という作品そのものの感動は薄かったものの、会社ぐるみとしては一番頑張って欲しいUSA Films。この会社、まだ誕生してわずか1年あまりなのですが、やはりミラマックスと同じく最初は良質の低予算映画の配給からスタートし、現在やっと制作の方に乗り出した所です。個人的にはホント一番頑張ってもらいたいところ!う〜ん、「トラフィック」の脚色賞はかたいかな、後はソダーバーグの監督賞受賞に望みを賭ける所だ〜〜〜。

さぁぁ、いよいよ次回はオスカー予想やりますっ!
あと、アカデミー賞受賞式の裏番組として放送されえるIFP主催の「Independent Spirits Awards」の受賞予測もちょこっとやりますね(こちらはインディー映画のみを対象とした映画賞です)。

「Independent Spirits Awards」ノミネーション・リストはこちらから

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