その他
以下のサマリーは、このページにリンクした日米記事からのモノです。
(冒頭の番号は、リンクページの記事に付けた番号と対応します。)
注:記事の選択はあくまで“私の主観”で選び、ピックアップしている部分も、“私の主観”で抜き出しています。
ぶっちゃけた話、“ネガティブ”な部分ばかり集めていますので、その辺は予めご了承下さい。
文章は全て意訳&サマリーですので、原文に忠実に訳してはありません。
(#)の数字は、パラグラフの番号。
また、私はプロの翻訳家ではないので、訳の間違いも沢山あると思います。
お気付きの誤訳がありましたら、遠慮なくゲストブックの方でご指摘下さい。
私の敵を呼び起こした」 Daily News, May 28th, 2001より |
by mook: 筆者のカレン=ゾーテックは、ディリー・ニュースのコラムニスト。この記事は、オピニオンのコーナーに書かれたものです。
数年前、私はバッキンガム宮殿の衛兵交代式の見物に連れていかれた。寒い朝、我々は90分も式の始まるのを待っていた。
式の始まる直前、日本人観光客の団体がやって来て、堂々と列の前に横入りをして来る。その内の一人、白髪で着物を着た女性が、下駄で私の足を踏みながら私の前に割り込んで来た。私がお尻でそれをよけ様とすると、彼女は完璧な英語で「That was very rude(失礼ね)」。と言った。私も負けじと「So was Pearl Harbor(“パール・ハーバー”も、そうだったわね)。」と言ってやった。(#1〜4)
私がポリティカリー・インコレクトであると言われるのを恐れず、今日ここでこのエピソードを紹介したのは、私がいかにディズニーに腹を立てているのかを書きたかったから。ディズニーは、この清潔な「パール・ハーバー」という映画で、かつての敵を非難することを避けている。例えば、戦後の勝利のスピーチを日本とドイツの公開版ではカットしているのだという。(#5)
ディズニーは、明らかに心の痛みよりも自己利益を優先している。主演であるベン=アフレックは、「ラッシュ&モリー」という(ラジオ番組)の中で、この映画は、戦争が悲惨だということを言っているなのだけであって、アメリカや日本の善悪を問うているのではないと言っている。
善悪ですって?第二次大戦についての正しさなんていう話、私は聞いたことがない。日本は偶然真珠湾を攻撃した?南京虐殺を起こした?バターン死の行進をやらせた?ヒトラーは、単に勘違いをしていただけだったというの???(#6〜7)
確かに、戦争は時には避けられない状況であるが故に悲惨なもの。半世紀前の敵は、いまや友人となった。しかし、真実を否定して成り立つ友情に、何の価値があるだろうか?
ドイツは少なくとも罪を認めているというのに、日本はいまだに否定を続けている。そして今、ディズニーがその状況に対してお墨付きを与え様というのだろうか?
この大陸にも、歴史を書き換え様としている連中がいる。ロスでは先日、日系アメリカ人団体が、「パール・ハーバー」に対する反対デモを行った。彼らは言う。「この映画に登場する日本人は、敵として描かれている。」そりゃ〜ね〜。(原文:Well… Duh.)
確かに、日系二世は大戦中アメリカの為に勇敢に戦ったし、この国には、日系人を収容所に送り込んだという汚れた歴史を持っている。(#8〜11)
エリス島の「アメリカにおける強制収容所」という展示を、ヨーロッパ人の友人と眺めながら、私は「この展示は、東京における“バターン死の行進”についての展示からヒントを得たのよ」と声高に言う。勿論、東京にそんな展示会は存在していないけれど。
それとも、バターン死の行進は、単なるひどいハイキングだったの?ディズニーに聞いてごらんなさい。(#12〜14)
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