おまけ - 旅行先からE-mailを出してみましょう♪ |
さてさて、ナント3ヶ月近くも遅れてのパート2(^_^;)。今回は、おまけとして“旅行先からのE-mailの出し方” も付けちゃいますね。コレって実はNYを訪れる友人・知人・クライアントからの質問ナンバー1だったりなんかするので。
その前に前回からの続き、日本とアメリカのネット普及率について違うんだなぁと思ったことからちょっと書きます。
まず最初に。これはあくまでも私の周りだけでの話ですが、私も含めこちらに住む私の友人でインターネットの使用料を払っている人間は“一人も”いません(^_^;)。では、どうやってネットを使っているのか。
1) 大学時代のアカウントをそのまま使っている。
私自身も含め、これが圧倒的に多いです。日本でも大学等に行くと自動的にアカウントがもらえると思うのですが、こちらでは卒業してもなぜかまだアカウントが生きているのです。学校側からしてみれば何人増えても痛くも痒くもないということなのでしょうか。ただ、モンダイは混雑時間になかなか回線が繋がらないということ。まぁ、タダだから文句は言えないんですけどね(^_^;)。
2) 自分の会社のアカウントをそのまま使っている。
これは、POPだとかややこしいパスワードを自分のパソコンに設定しなければいけないので、1)よりちょっと複雑で(PCで学校のアカウントを使う場合、アクセス番号とパスワードさえ知っていれば簡単に設定出来てしまいます)私はやっていませんが、出張で旅行に出ることの多い人達は皆会社のアカウントを自分のノートブック等に設定してしまっています。言うまでもなく、これも自分がアカウント代を払う必要はないですよね(^_^;)。
3)「お試しCD」の試用期間が切れる直前まで使い、終わったら次のCDに乗り換える。
アメリカでこの「お試しCD」を発行しているのは、AOLかearthlinkくらいしか見たことがないのですが、去年秋葉原に行った時、日本にはもの凄くいろいろな種類のお試しCDがあったんで驚きました。コレも気をつけて渡り歩けば、タダでネットが使えちゃいますよね。私は学校の回線が混雑してなかなか繋がらない時、非常用としてよく使っています。日本で新しいノートブックを買った時も、残り数日しか日本にいなかったので全部お試しCDで済ませました(^_^;)。
4) タダのネットサービスを利用する。
アメリカでは2〜3年前から随分普及していますが、日本でも去年の頭くらいから随分といろいろな種類のフリーネットサービスがあると聞きました。とにかくネット代がいくら使ってもタダ!なぜかというと、ネットを使っている間中、見たくもない広告を見せられるから。コレって、最初は邪魔だしスピードも遅いし不満を言えばキリがないのですが、タダより安いモノはなし!!!サーバーがダウンした時の非常用としても、一つアカウントを持っていて損はないと思います。
で、なぜ私を含めこちらの連中が湯水の様にネットを使いまくっているかといいますと、それは一重にこちらの電話料金の換算方法にあるのです。
日本の場合、電話料金は“何分かけたか”によってチャージされますが、こちらの場合、電話料金は“何回かけたか”でチャージされるのです。だから「繋ぎっぱなし」の方がよっぽど安いというワケ。私は毎晩、夜寝る前にネットをやって朝会社に出るまで回線を繋げっぱなしなんです(どっちにしろ電話がかかってくると、自動的に回線が切れてしまうし(^_^;)。でも、日本に行った時は緊張しました〜。分ごとでチャージだと本当に膨大な料金がかかっちゃいますもんね。勿論最近は日本でも(フレッツとか)繋ぎ放題のサービスも随分出て来ているみたいですが。
…というわけで、去年日本ではIT革命なんて言葉が流行ったらしいですが、まず料金の違いを何とかしないと、いつまでたってもこの差は開いたままですよね。こちとら毎日湯水の様にネットを使っているわけですから(この辺、日本とアメリカの携帯電話普及率については、話が全く逆になります。次のモバイル事情の項でまたお話しますね)。
あ、そうそう、日本で国会図書館や都立中央図書館でさえろくにネットを使わせてくれないのには驚きました。インターネットカフェもめちゃ高いしなぁ…。こちら最近出来た世界最大のネットカフェでは5時間でたったの1ドル(=約115円)なのですよ(^_^;)。
けど、こんなアメリカも、韓国に比べるとまだまだ後進国らしいです。向こうではもう高速通信が当たり前になっているそうで。ホントはこの辺り、ゴアが大統領になっていたらアメリカのネット革命ももっと進んだと思うのですが(彼は8年前副大統領候補になる以前から、ネット革命の重要さを本に書いたりしていた人です)、ブッシュじゃ〜ね。第一パソコン使えるのかな???(^_^;)
と、まぁネット普及のお国比較はこのくらいにして、最後のおまけ“旅行先からE-mailを出してみましょう”のコーナー(?)です。これにもいろいろな方法がありますよ。
1)プロバイダーである学校や会社がウェッブベースでメールの送受信ボックスを持っている場合。
この場合、学校や会社のホームページにアクセルするだけでOK。例えば私の通っていた大学は、ホームページ上にE-mailのコーナーがあり、後はそこにパスワードを入れるだけで世界中どこからでも自分のメールボックスにアクセス出来ます(日本語が一切使えないのがタマに傷ですが)。同じ様に、日本でも会社のホームページにメールボックスのコーナーを設けているところがけっこう増えているみたいなので、それを利用するのが一番簡単な方法では?ただし、海外のインターネットカフェでやる場合、日本語は文字化けするので要注意。
2)AOLやニフティ等の海外・国内サービスを利用する場合。
これは基本的に自分のノートブックを持っていかないとややこしいことになりますが、AOLやニフティ等大手のネットプロバイダーは、海外でも主要都市にアクセス番号を持っていますので、後はその番号とPOP等の設定をし直すだけでOK。コレは出発前にそのプロバイダーに詳しい事を聞いて、キチンと設定してから旅行に出かけることをお薦めします。
3) こちらで「お試しCD」をGETして一時利用。
これも自分のノートブックを持っていく場合(プラスCD-ROMドライブが必要)。設定が日本語でないので、ちょっと難しいかも。それでもチャレンジしてみようという場合は、コンピューターショップに行けばAOL等のお試しCDが手に入ります。NYだとなぜか、タワー・レコードやヴァージン・メガストアなんかにも置いてあります。
4) YahooやHotmailのフリーアカウントを利用する。
これが一番簡単で超お薦め。ウェッブベースなので、とにかく世界中どこからでも利用出来ます(そういう意味では1.と同じシステム)。私はYahooもHotmailも4年近く利用していますが、たまにサーバーがダウンするくらいのモノで他には全く問題ありません。一応以下の設定は、旅行に出発される前にやっておいた方がいいと思いますが。
a) 旅先で日本語の使えるパソコンを利用出来る場合。
Yahooメールジャパン、またはHotmailジャパンにアクセスしてアカウントをGET。この方が設定は簡単ですが、海外のインターネットカフェに行った時、サイトが全て文字化けして出てきてしまうので、ちょっとツライかも。勿論自分のノートブックを持って行く時は日本語でOK。ただしその場合、まずネットにアクセスしなければならないので、2)か3)の方法でアクセスしてみて下さい。その後長時間使う場合、アメリカならその場でwww.netzero.comやwww.altavista.com等のフリーネットアカウントをGETしてしまうと、その後はいくら使っても(電話の基本料金以外は)タダになります。
b)最初から英語のアカウントをオープンする。
ある意味こっちの方が後々シンプルかもしれません。
まずはYahoo mail、またはHotmailで同じようにアカウントをセッティングして下さい。基本的には日本語のものと全く同じなので、先に日本語でアカウントをオープンしてから同じ様にしてやると、分かりやすいかもしれません。
この両者の違いというと、Yahooは最大容量が6MGと多いのに比べ、Hotmailは2〜3MGとめちゃくちゃ小さい。ただし、Yahooは日本語を使う時文字化けしやすいのに対し、Hotmailはほぼ100%文字化けしないというのがポイントです。
と、いうわけで「旅行用のみ」として使うんだったら、Hotmailの方がお薦めかもしれません。まぁとにかくタダなのでいくつ持っていてもいいんですけどね。ちなみに私は全部で11のアカウントを持っています。全部タダのアカウントですよ〜(^_^;)。
以上、こんなモンでお分かり頂けたでしょうか(分からない人は分かる人に聞いて下さい?)。旅先では日本語が使えなくても、2〜3行ならローマ字で十分意思疎通出来ますよね。メールなら時差も気にしなくていいし、旅行に出る時は本当に重宝しています。ちなみに今回コネチカット州に行った時はそれなりに近場だったので、携帯に繋げてもネットすることが出来ました。今では、世界何処からもかけられる携帯電話なんていうのがけっこう出回って来ていますから、世界中何処からでもモバイル・ネットなんていう時代は、もうそこまで来ているんでしょうね。1〜2年後このページを読み返してみて「そんな面倒くさい時代もあったんだなぁ」、なんて思ってしまうのかもしれません(^_^;)。
|
さてさて、日米の公式パソコン/ネット普及率についての正確な数字は知らないのですが、どうも帰国前からアメリカの方が普及率が高いという話は聞いていました。私の周りを見ただけでも、Eメールアドレスの保有率等、こちらの知り合いの方が圧倒的に高かったし‥。
というわけで、ここでは独断と偏見・裏取りデータ全くなしで、私なりにどうして現在日米のコンピューター普及率にこうした差があるのかを、今回の短い帰国体験から無理矢理にこじつけてみました。(10年・20年後、おそらくこの差は殆どなくなってくるとは思いますが‥)
A)パソコンを買うまでのハードルが高い。
第1の理由として、日本ではまだまだ一台のパソコンを買うのに「じっくり思い悩んで、よいしょっ!」と気負って買う人が多いみたいです。その背景には・・・。
1.”新品パソコンの値段が高い”
日本でも10万円以下で買えるパソコンがコンビニで売り出されているそうですが、初心者でそういったパソコンに手を出している人は、中々いないのではないでしょうか?
今回自分のノートブック購入の為、秋葉原を一日物色してみました。いや〜どれも高いですねぇ。日本のパソコンは、やっぱり性能がいいし、コンパクトだし、気がきいている‥。でも、その分値段が本当にお高いです。
反面、アメリカのパソコンはシンプルでガサツなものが多いですが、(勿論、オタク御用達のフクザツなパソコンも沢山出回っていますよ)その分安くて手軽な値段で購入出来るというわけ。
初心者には、基本の言語ソフトやインターネットにアクセスできるシステムがあれば十分なのですから(実際、私もそれ以外のソフトは殆ど使っていません)、いろいろなアクセサリーがついていて値段も高いとなると、買う方もただビビってしまうばかりですよね。
2.”「返品をする」という感覚があまりないので、買ったらそれまでという恐怖感がある”
アメリカでは、「返品」することに対する罪の意識は全く持ってゼロです。だから、ネットで簡単にパソコンを購入して、家で試して気に入らなければガンガン返品する。気に入れば、そのまま使うといった人が多いです。格言う私も前回パソコンを購入した時は、ネットで同時に2つのパソコンを手に入れて、気に入らなかった方を返品しました。(^_^;)
今一番人気のネット購入方法はCNetでしょうか。自分にあったパソコンモデルの値段比較表から、安い所、信用できる所を選んで、ネットショッピング。2〜3日で欲しいパソコンが自宅に届けられます。違う州から購入すると、消費税が一切かからない(これ、金額的には凄く大きいです)こともあり、店頭で買うよりもネットで購入する人の人口が激増していると聞きました。
反面、返品文化(?)のない日本で、ネットでパソコン購入なんていうのは、まだまだ抵抗ありますよね。
3.”「ものを大切にする文化」感覚で、パソコンも長いサイクルの買い物と考えている”
日本では、10年とはいわないまでも、皆さん少なくとも5年のサイクルは考えて買っているでしょう? だから、やっぱり買うときもついつい気合が入ってしまいますよね。
ところがアメリカでのパソコン買い替えのサイクルは、現在ほぼ2〜3年。殆どのパソコンの保証期間がたったの1年です。(その分、単価も安いというわけですが)このアメリカの「使い捨て文化」、私自身決して肯定しているわけではありませんが、次の4番目の理由も含めて、パソコン普及率に貢献していることは確かだと思います。
4.”「中古品を使う」という感覚があまりない”
3番目の理由と関連しますが、こちらでは一度パソコンが壊れると、修理に出すよりパソコン屋さんに売って、別のパソコンに買いかえるというのが主流です。で、パソコン屋さんはそれを修理して、またそれを売り飛ばす。こちらではいくらでも中古で安いパソコンが手に入ります。
(これでますます「使い捨て感覚」に拍車がかかっているというわけですね^_^;)
日本では、まだまだ中古品の購入に抵抗感があるようですから、そういった部分からも安値のパソコン購入率が低いといえるのかもしれません。
でも今回私が中古ノートブックを購入したソフマップでは、殆どのパソコンに12ヶ月の保証期間がついているし、中古なのに返品もききますからお薦めですよ。日本の経済不況も手伝ってか、けっこうはやっている様ですね。
と、まぁパソコンの自宅普及率の話だけでこんなに長くなってしまいました。次回、ネット普及率その他のお話に続きます。
|
↓"BBS in Japan & US"の追伸です。つい今さっき、在日アメリカ人の友達からメールをもらいました。「○○のBBSを覗いてみたけど、英語で書くと目立って恥ずかしいから、書けないよ〜」だそうです。アメリカ人の中にも、BBSへのカキコすら出来ないシャイな人がいるのでした。(^_^)というわけで、さっき最後に書いた部分を訂正しますね。m(_)m。(△△、引き合いに出しちゃって、ゴメンね〜。)
In Addition, I've just received an e-mail from my American friend living in Japan. She says she is too shy to write something in English on my BBS, because it'll stand out. I think I have to correct what I wrote in the end of the writing below. Not all Americans are enough "BRAVE (BOLD?)" to join a BBS (^_^). (Sorry! △△、I refered you to this topic!)
まぁ、私のはBBSというよりも、記帳&ご意見・ご質問コーナーという感じでやっていきたいと思いますので、ROM専大歓迎ですよ。お気軽にお越し下さいませ。
I'm actually thinking to use the BBS page as a guest book and Q&A page rather than using as a BBS. So, please feel free to visit my HP for just reading my writing. (^_^)
|
まず「日米サイバーワールド比較」の第1回、テーマはBBSです。私はつい3ヶ月前までBBS(Bulletin Board Service)というものが、この世に存在することを知りませんでした。こちらで今まで”BBS”と言って意味の分かった友達、私の周りでは皆無だったのですよ〜。大抵は「BBC(英国公共放送)?」って聞き返されるのが関の山で...(^^;)。でもこのBBS、やはり元々はアメリカが発祥地の様です(確かな情報ではないので、知っている方いたら教えて下さい)。最初はCNN等のサイトが始めたのがキッカケで、その後”チャット”の方がポピュラーになるにつれて、こちらでは徐々にすたれていった様です。
The first topic of this series is "BBS" (Bulluetin Board Service). To be honest, I didn't even know what BBS is until 3 monthes ago. Actually, none of my friends didn't know that either. Usually they ask me back "What? Are you talking about BBC?"...However, I've heard that BBS had started in the United States (I'm not 100% positive about it. If you know the truth, please let me know). Like CNN website had started BBS, but as "Chat" has become popular more and more, people have gradually forgotten about BBS, I think...
アメリカのBBSで私が唯一頻繁にチェックするのが、MSNBCのBBS(というか、他に知らないので、いいのがあったら教えて下さい)。こちらは皆一行書きで、日本のBBSとは趣が全く違います。まぁ、日本のBBSも、私は殆どiwaki先生のBBS以外はよく知らないのですけれど...。私はコレで人生変えられてしまいました〜(^^;)
MSNBCのBBSサイトは http://www.msnbc.com/bbs/default.asp です。
The only BBS in US, which I check often is MSNBC's BBS. (I actually don't know other good BBS. If you know an interesting BBS, please let me know) It is very different from a Japanese typical BBS, since every one writes only one sentence each. I, in fact, cannot say I know about Japanese BBS very well except the one owned by Dr.Iwaki. It dragged me into this BBS world and changed my life... (^^;)
The web address of MSNBC's BBS is as above.
とにかく、昼夜日本とは全く逆のNYに住んでいる為、日本の”チャット”にはまず参加出来ない私にとって、時間を気にせず沢山の方達とお喋り出来る”BBS”はもの凄く画期的でした。
また、時間差カキコだけでなく、チャットと違って「一部気のおける人(知ってる人)だけとお喋りが出来る」というのも、日本でBBSがこれだけ爆発的にポピュラーになった一因だと思います。やっぱり、知らない人といきなりチャットって、もの凄く勇気が入りますもんね。この辺り、アメリカ人の連中には全然苦になっていない様ですが...(^^;)
Anyway, for me, who can never join in a Japanese chat room because of the time difference, BBS was perfect, because I can write whenever I want to and people can read/write me later.
Also, I think one of the reasons why BBS became so popular in Japan is that "you can talk to only someone you want to talk" in BBS. You know, it's so difficult for "SHY" Japanese people to talk to someone who he/she doesn't even know in a chat room. I know it's very hard for "BRAVE" American people to understand this, though...(^^;)
以上、「BBSに見るmookの日米文化比較(?)」でした!!!
That's it for "The difference bet Japan-US from the POV of BBS by mook"!!!
----------------------
Back to Japan & US Index