*** mook's Travel Room ***

Montreal, Canada
Sep 01 〜 Sep 04, 2001
Sep 09, 01
(注:このページで使われているCorbis.comとロゴの入った写真は、全てYahoo Picture Galleryからのモノ。これらは、営利を目的としないHPには使って良い写真、ということになっています。)

う〜ん、何から書き始めてよいのやら…。初秋のモントリオール、合計で延べ4日間滞在しましたが、最終日を除けばもの凄くよい天気に恵まれたので、私的な印象は◎(一日目はめっちゃ寒かったですけれど(^_^;)。お陰でメインの目的は映画祭で行ったとゆ〜のに、毎日足が痛くなるまで観光しまくってしまいました(^_^;)。
お世話になったAnaisさんのホーム・ページをご覧になって頂ければお分かり様に、モントリオールの冬はかなり厳しく、夏もNY並みに暑い(つまりけっこう暑い)そうですので、やはり訪れるベストな時期は春か秋ではないでしょうか。私の行った9月第一週目の週末は、レイバーディ・ウィークエンドという、アメリカとカナダにとっては勤労感謝記念日の様なモノ。夏休み最後の行楽日でもあるということで、飛行機&ホテルのチケットは普段よりも取りにくくなっています。それに加えて今年は映画祭&ダンスの国際コンフェレンスが同時期に重なったもんですから、街も超激混みという感じでした(偶然にもNYからの知り合いが計5人、この時期モントリオールを訪れていましたし^_^;)。
それでも早目にチケットを取っておけば大丈夫。私のチケットはNYから往復150ドルだったし、もっと早くにチケットを取ってしまった友達は往復130ドルでチケットを買っていました。ご存知の様に飛行機のチケットというのは、季節によって全く値段が変わって来てしまうので一概に言うことは出来ませんが、場合によっては西海岸やワシントンDCに行くよりもずっと安い値段で“お隣りの外国”に行けてしまうので〜す。

<<NYからたった1時間の別世界>>

私は過去3〜4回、トロントを訪れているのですが(最後に行ったのはもう5年前)、NYからそれ程距離の変わらないトロントとモントリオールでは、印象がまるで全く違いますね〜〜〜。トロントはご存知の様に英語圏のオンタリオ州、モントリオールは何度も独立運動が話題になっている“基本的には”フランス語が中心のケベック州という全く別の州に属します。
初めてトロントに行った時、TheaterのスペルがTheatre(イギリス英語表記)となっていたり、シャンプーの説明書きが英仏バイリンで書いてあったり、洗面所がWashroomだと知った時には、私もそれなりのカルチャー・ショックを受けたモノ(ちなみにアメリカではBathroomかLady’s Room)。それがモントリオールへ行くと、基本的には英仏バイリンガルとは言え、道路標識や地下鉄の看板は全部フランス語。StopとかExitとか、全部フランス語で書いてあるんですよ〜(^_^;)。今回、友達が車借りて郊外にでもドライブしよ〜か〜なんて言っていたのですが、そんな事してたら標識読めなくて事故ってたかも鴨(^_^;)。
この2〜3年、NYを舞台にした映画がさかんにトロントで撮影されている様に(マライヤ=キャリー主演の映画「グリッター」もNYでの話ということになっていますが、撮影は全てトロント)、トロントはどちらかと言えばミニ・NYという感じもなきにしもあらずなのですが(違うといえば全然違うけど)、モントリオールは、プチ・パリということになるのかな?ノートルダム寺院など、パリにある有名な建造物のミニュチュア化したモノがあるのは勿論のこと、古〜い歴史を物語るさまざまな建造物を見かけるだけでも、真新しい都市=トロントとの違いは明らかです。

(←キャサリン通り東にあるナゾのベトナミーズ大衆食堂。屋根になぜかロケットが...)
で、やっぱり基本的にはフランス語喋っている人の方が多いんじゃないかな〜という印象を受けました。勿論若い人たちは英語もちゃんと喋れるんだけど、いわゆるネイティブではない英語(自分がネイティブじゃないので、よく分かるのデス。やっぱりボキャブラリーや表現方法が画一的)で喋ってたし、ちょっと郊外に行っちゃうと、オジサン・オバサンではひとっ言も英語が喋れない人もいたりして、ちょっとビビってしまいました(^_^;)。余談ですが、“電話する”という動詞一つ取ってみても、アメリカではCall、 アイルランドではRing、そしてモントリオールの人(私が会った人だけかもしれないけど)はPhoneを使っていました。最初何言ってるのか分んなくって困っちゃいましたよ(フォーン・ゼム=Phone themが、フォームに聞こえちゃったもんで^_^;)。
今回は毎朝早くホテルを出て夜遅く帰ってくると、一緒に泊まってた友達がもう寝てしまったりしていたので、殆どTVというモノを観るチャンスがなかったのですが、英語チャンネル、フランス語チャンネル、英仏混合チャンネルと、まぁいろいろあるんですね〜。フランス語チャンネルでは、「X-Files」や「Sex and the City(仏語だとSex in New Yorkというタイトル)」がフランス語の吹き替えで放送されていて笑えたし、英仏混合チャンネルだと、さっきまでフランス語喋ってた人が3分後には英語で喋ってたり、う〜ん、こ〜ゆ〜のって何かスゴイな〜と思ってしまいました。

それにしても、実質飛行時間1時間でNYからこんなに違う世界が広がっているとは超驚き。偶然にも、NYの日系紙OCSニュースの8月31日付け21ページ目に「仏語系カナダ人」と題して、モントリオールの人達がいかに他のカナダ人と意識が違うかが特集されていましたが、そこにも書いてある通り、モントリオールは文化というモノに対して非常に精通している土地なんだなぁと思いました。街の規模はそれこそNYやパリより小さいものの、小さな場所に映画・演劇・大道芸・ダンス等いろいろなエンターティメントがコンパクトに詰まっているのです。NYからも近く、歴史的にもヨーロッパからのモノをNYよりずっと多く取り入れているということ、そして彼等には英・仏どちらの言葉にも通じているという大きなアドバンテージがありますもんね。コレは大きい。ちょっと本屋さんに立ち寄ってみたけど、売ってる雑誌の種類が2倍だもんな〜。25年もの歴史を持つ映画祭が毎年開催されているのにも超納得。映画祭に関しては別個に感想を書きましたので、こちらのページを参考にしてみて下さい。

OCSの記事には、モントリオールの人々がフランス文化の影響を受けて“他人に干渉しない=冷たい感じがする”と書いてありましたが、NYにもそう言った所は多分にあるので、私自身はあまりそう感じませんでした(ま、4日間いただけじゃそこまで分らないですよね)。
あ、最後になってしまいましたが、モントリオールの第一印象(空港から街に出るまで)は、車がゆっくり走ってる!でした。でも、カナダはもしかして皆そうなのかな(^_^;)???

<<mookのモントリオール“観光記”>>

この部分はおそらくどの観光ガイドにも書いてあると思うのですが…(はっきり言って、自分用^_^;)。

・Rue Saint. Laurent (北―南)

NYで言えば5番街に当たるストリート。番地の東西はこのストリートで二つに分かれており、このストリートより西がイギリス系移民の英語地区、東がフランス系移民の仏語地区となっています。今はそんなに厳密に分かれているワケでもない様ですが、確かに仏語系の映画館は東側にありました。ちなみにNYの5番街と聞いて思い出す(?)ブランド・ショップや高級ホテルは、東西に走るシェルブルック通り(Rue Sherbrooke)やキャサリン通り(Rue Catherine)沿いにあります。
シェルブルック通りを越えた北側には、新しくてヒップなレストランが建ち並び、さながらNYのSOHOと言ったところ。映画祭のページでご紹介したNYのScreening Roomに当たるexCinema (3530 St. LaurentにあるexCentris内)は、この界隈にあります。この通りの真ん中辺りにはエロ・ビデオ屋さんやクラブが並んで、これまた何だかロンドンのSOHO地区みたいな感じかも。で、さらに南へ下がるとチャイナタウンの端っこに突き当たります。

・Rue Catherine (東―西)

モントリオールの中心を東西に走る大通り。今回この通りを東のサン・デニ通り(Rue St. Denis)から西の大学通り(Rue University)まで歩きましたが、コレだけでも随分と街全体の様子を見ることが出来ます。
モントリオール世界映画祭のメイン会場、Place des Arts(写真右)をはじめとした各上映劇場もその殆どがこの通り沿いですが、とにかくモントリオールには映画館がいっぱい!!!中でもCinema Imperialは、ブロードウェイ劇場さながらの豪華な劇場で感動。あ、そうそう、建築家の名前を見てくるの忘れちゃったけど、Place des ArtsとNY国際映画祭のメイン会場となるAlice Tully Hallの建築家は絶対に同じ人だと私は断言します!!!もうそこだけなんかNYみたいでした〜(^_^;)。
え〜と、後はデパートとかいろいろありましたが(モントリオールには地下モールも一杯!)、私は旅行に行っても殆どお買い物をしない人なので、詳しいコトはガイドブックを見て下さい(^_^;)。

・Rue Saint. Denis (北―南)

パリで言えばカルチェ・ラタンに当たるところ。シェルブルック通りを挟んで、北と南では随分趣が違います。南は仏語系の大学がいくつかあるので、店やレストランも派手目。仏系映画館、芝居やコンサート用劇場、そしてNYのFilm Forum & American Moving Imageに当たるシネマテークもココにありました。
北へ歩いていくと、ちょっと落ち着いたカフェやレストランが一杯。この通りの西側を入って行くと、NYのBank Street辺りにあるブラウン・ストーン(煉瓦作り)みたいな感じの古い二階建てアパートが並んでいます。モントリオールではプラットと言うのだそうで、コレはイギリス英語のフラットから来ているのかな???
この通りをさらに北へ遡っていくとリトル・イタリーがあるそうですが、私はそこまで行きませんでした(行った友達は、マーケットがあったりしてとても良かったと行っていましたが)。

・Rue University(北―南)

St. Denis付近には仏語系の大学がたくさんありますが、こちらには英語系の学校が沢山。キャサリン通りに近い所は別として、もっと西に入ると随分落ち着いた感じがします。ちょうど新学期の始まる週だったので、火曜日の朝は、クラス等の新規登録をする学生でごった返していました。
ココをひたすら北へ行くと、モン・ロワイヤルという丘(モントリオールという地名の発祥地)へ出まして、そこにある教会からはモントリオールの街が一望出来ます。私は時間がなくて行けなかったけど、行った友達は教会内部が映画「スターウォーズ」のセットみたいだった、と言ってました(どんなんだ〜〜〜(^_^;)???

・Old Montreal, Old Port, and Chinatown

私は基本的に、あまり観光地を廻りたくない人なのですが、やっぱりハズせなかったのが、“ミニチュア・ノートルダム寺院”。外見は、もう本当にパリのソレとそっくりです。中もゴージャスですよ〜(写真左)。参観料を払わなくても、大体の内観は見ることが出来るので、ちょっと覗いて見ることをお薦め。写真に偽りナシの煌びやかさです。
お城かと見まがう厳かさの市庁舎から坂を降りた辺りは、NYのサウス・ストリート・シーポートに当たる賑わい。寒くない時分は大道芸などが見られますよ。

天気が良かったので、Old Portを歩くのはすごく気持ち良かったです。花と緑の博覧会みたいのをやっていたので、激混みでしたけど…。対岸にはナゾの奇妙な建築物アリ(^_^;)。時間があれば、もっと南の公園部分もゆっくり散歩したかったな〜。
それらのちょっと北にあるチャイナタウンは、実質一ブロックで、NYやトロントのそれに比べればずっと小さいですが、ベトナム系移民が多いので、ベトナム・レストランが沢山ありました。おいしかったですよ〜(名前メモっておくの忘れたけど(^_^;)。

・Saint Helene & Olympic Park付近

完全なる観光地です(^_^;)。セントへレナ島では、写真右のバイオスフィアに行きました。実はコロンビア大学が地球の生態系をミニチュアで再現し、地球環境のリサーチを進めているBiosphereというプロジェクトがありまして、何かそれに関係あるのかと思っていたら、カナダや地球の天候&地学についての科学館だったんですね、コレが(^_^;)。モントリオール万博の時にパビリオン用として作られたそうで、建物屋上からは、対岸にあるカジノやF1レース場もよく見えます。ど〜でもいいけど、バイオスフィアの周りにマングースが沢山いてびっくりした〜(^_^;)。

モントリオール・オリンピックが行われたメインスタジアム(写真左下)は、地下鉄でだいぶ東に行った所にありました。競技場のタワー・トップから街の景色も見えるそうなのですが、前日行った友達は大したことなかったと行っていたので、私はパス。その代わり、彼等お薦めの植物園へ行きました。

敷地面積では世界第二位という(一位って何処なんだろう?)この植物園。お薦めは日本庭園とチャイニーズ・ガーデン。NYのブルックリン植物園にも日本庭園があるのですが、手入れがあまり行き届いていなかったりするので(^_^;)、この植物園の手入れの行き届いた完璧な日本庭園には感動してしまいました。すみずみまで計算されていて、非常に完成度の高い庭園です。日本にいても、なかなかここまでの庭園にはお目にかかれないのでは?チャイニーズ・ガーデンはとにかくいろんなモノが盛り沢山。こちらも日本庭園には負けていませんよ。他の部分はとにかく広いので、植物園内を走るシャトル・カーで廻ることをお薦めします(私は殆ど歩いて廻って、疲れまくってしまいました(^_^;)。
行きは地下鉄のPie Ixいう駅で降りて植物園まで歩いて行ったのですが、帰りはViauという駅までシャトル・バスで行きました。この駅のそばにバイオ・ドームというのがあるのですが(バイオスフィアとは違いますよ〜)、今回は時間なかったな〜。ちなみに植物園、バイオ・ドーム、オリンピック・スタジアムの展望台は3箇所共通のディスカウント・チケットがあるので、全部行く人はそちらの方がお得です。

<<Explore モントリオール!>>

よっぽど寒いか暑くない限りは、まずキャサリン通りを東西に歩いてみることをお薦めします。コレで随分街の雰囲気がつかめるのではないでしょうか?
地下鉄は、2001年9月現在で市内1ドル44セント(オリンピック・スタジアム付近はちょっと遠いので、市内まで/から片道2ドルかかりましたが)。トークンではなくて紙のチケットを改札近くのブースで買います。その他、メトロカードみたいのもありますが、短期滞在の人は一枚一枚のチケットで十分。ちなみにNYと同じで、地下鉄とバスは一回なら一定時間中トランスファーが出来ます。バスは小銭しか受け付けてくれないので、チケットか小銭を予め用意しておきませう。ただしバスは本数が少ないので、歩いた方が早いかも鴨(^_^;)。

地下鉄内部は基本的にロンドンの地下鉄に似ていました(写真右:地下鉄入り口のマーク)。フラッシュ付きのカメラを持っていなかったので、写真撮影に失敗してしまったのですが、一人座りの椅子がある所がモントリオール的とゆ〜感じ。モントリオールへ行く前、「あそこの地下鉄はロンドンより深い」と聞いていたのですが、別に普通だったよな〜(^_^;)。
驚いたのが、私達のいた9月3日の夜、ナント地下鉄車内で催涙ガス事件が発生!夜でも治安がよいと言われるモントリオールでなぜ???結局誰の犯行によるモノなのかは分からないらしいのですが、う〜ん、世界中どこへ行っても100%安全な所なんてないんですね(^_^;)。ちなみに3日夜のニュースでは、東京での地下鉄サリン事件についても触れていましたが、サリンガスではなかったので重症者も死者もゼロ。取り合えず、良かった、良かった。

<<食べ物について>>

(←うわわわ〜。使い捨てカメラで撮ったので、ピンぼけですんまそ〜ん!ケベック州の名物、Pouletです。説明は下を見て下さい)
私は全くグルメではないので、お薦めレストランは各観光ガイドを見て下さい(^_^;)。いろんなレストランへ行きましたが、東はやっぱりフレンチが多いですね〜。フレンチ・レストランは美味しいんだけどトロくってもぉ…(^_^;)。で、西へ行くとイギリス系なので、フィッシュ&チップスや卵料理のお店にも行きました。ああっ、そう言えば、市庁舎のすぐ西にあるドイツ系のレストランは安くておいしかった!二階にはテラスもあって、地元の赤いビールがおいしかったのに〜〜〜(今度、友達に名前聞いておきます(^_^;)。

基本的なチェーン店は日本と同じで、基本的にアメリカのモノが多いです。世界中どこにでもあるマックをはじめ、バーガー・キング、KFC、ダンキン・ドーナツ、ベン&ジェリー、サブウエィ、そしてスター・バックス。空港に降りついた時、最初に目にしたのがスタバだったので、「ああっ、ココまで来てやめてくれ〜〜〜っ」と叫びそうになってしまいましたが、街へ出ると地元のコーヒー・チェーン店が多いので、あまり見かけずにホッと一息。地元のコーヒー店は「Second Cup」(英語名で、メニューにも英語ばかりなので地元の反感を買っていると聞きましたが)とその他に2〜3種類。NYにあるAu Bon Panみたいのも沢山あったな〜。でも、フランス文化の影響なのか、チェーン店でないカフェもそこかしこに一杯ありました。コーヒー天国のシアトルに負けてませんね、ホント(^_^;)。

時間がなかったのでスーパー・マーケットを覗く暇はなかったのですが、ホテル近くのデリで初めて見るポテトチップを2種類ほど見かけました。一つはYum Yum。コレはケベック産の地元(?)ポテトチップ。全部で7〜8種類のフレーバーがありましたが、アメリカにないのはケチャップ味とベーコン味。ケチップ味というのはNYで買えるフランス系チップスにもあるのですが、ベーコン味は初体験。ん〜、でも私にはバーベキュー味みたいに感じたな〜。
そしてもう一つの銘柄はHumpty Dumpy。こちらもベーコン味、ありました。それ以外に面白いなと思ったのがライム味。実はライム味って、LAに行った時も別の銘柄で見かけて一時期ハマったことがあるのですが、こっちのライム味はなんかスパイシーだったな(^_^;)。ちなみに私はポテトチップおたくでも何でもありません(^_^;)。

最後に、ケベック州に行ったら絶対一度は食べなくっちゃ〜なのがPoulet(写真左上)。普通のフライドポテトに、チーズの塊とグレービーをかけたモノなのですが、私はかなり好きだな〜(友達は○ロみたい、とのたまわっていましたが(^_^;)。もしモントリオールに住んでたら暫くは毎日食べてしまいそうな気がする。ちなみにPouletは、マックやバーガー・キングやKFCでも食べることが出来ます。私が食べたマック・バージョンは、なんかカレー味っぽかったけど…。

<<空港で>>

…というわけで、あっという間の4日間。あいにくの雷雨でNYから飛行機が飛んでこなかった為、予定外に空港で3時間近くの時間を費やすことになってしまいました(^_^;)。
そうそう、空港―市内間はかなり近いです。タクシーでだいたい15〜20分程度。料金も2001年9月の時点で28カナダドルという安さなので、シャトルバス等使わなくても、タクシーで十分なのではないでしょうか?
私は旅行をする際、よっぽど急いでいない限りタクシーは使わない主義なので(その方がいろんな人に会えるから)、行きはシャトルバスを使ってしまいました。市内まで11カナダドル。ポートオーソリティから小さなバスに乗り換えて、そこから各ホテルまでちゃ〜んと送ってくれます。この日はたまたま英語の通じないピンチヒッターのドライバーさんだったので、実はけっこう大変でしたが、それはそれでけっこう面白かったですよ(^_^;)。

空港内で慌ててお土産を買って帰ったのですが、ゲートに入る前とゲート内のDuty Free Shopで全く同じモノが違う値段で売られているのにはびっくり(ゲート内の方が1〜2割高い)。だから、お土産はゲート外で先に買ってしまいませうね(あ、でもお土産の種類はゲート内の方が多いです(^_^;)。
それと、今回私はやらなかったのですが、カナダ国内で貰ったレシートを全部取っておくと、空港で税金分のお金を返してくれるそうです。レストランやショッピングで、沢山お金を使った方は是非ともレシートをなくしませんよ〜に。

それと、モントリオールからアメリカへ行きの飛行機に乗る人達用のゲートには、ナント空港内にアメリカの入国管理局があります。コレって、アメリカに着いてから入国審査をしなくても良いので、飛行機を降りた後は楽ですが、飛行機に乗る前、かなり時間の余裕を持っていかないと飛行機に遅れてしまう可能性があるので要注意(通常、出国審査より入国審査の方がずっと時間がかかります)。コレは、カナダから流入してくる人達を、より厳しくチェックする為なのだそ〜で。違法レジデンスではないものの、いつも微妙なところで質問を受ける私にとって、この厳重な入国審査はちょっとドキドキものでした(^_^;)。

あ、それとモントリオール空港では空港税を取られますので、ご注意を。ただし、コレはクレジット・カードでの支払いも可能なので、この時点でカナダドルを持っていなくても大丈夫です。
そういえば今頃書いていますが、私は最近海外旅行に行く際、空港などでその国のお金を換金することは一切しません。City Bankなど、Cirrusに加盟している銀行なら大抵の場所でATMマシンからカナダドルを引き出すことが出来ますので。ただしモントリオールでは、マスター・カードよりVISAカードと提携している所が多かったので、クレジット・カードからお金を引き出す時はその点に注意かも鴨。

最後に。空港で余った時間は、ゲートの待合室にあるインターネットで遊んでました(BBSの書き込みもしっかりやっちゃったし…(^_^;)。コレで余ったカナダドル全部使っちゃいましたしね。私ってやっぱりネットおたくなのかな(^_^;)???

ま、これが私のモントリオール滞在記でした(相変わらず、書き出すと止まらない(^_^;)。たった4日間の感想を一言で言うと、「住める街だな〜」というコト。私は生まれてこの方、まだ東京とNYにしか住んだことがないので、住んでみないと何とも言えないのですが、これまで「住めるな〜」と思ったのは、チェコのプラハと、ニュージーランドのウェリントンくらいのモンだから、それだけ印象は良かったというコトになります。ここからだったら飛行機でわずか1時間ですからね〜。また折りがあればゆっくりと行ってみたいなと思っています。

モントリオール観光局(英語・仏語のみ)はこちらから。

ケベック(モントリオール含む)観光局(日本語)はこちらから。

from montreal.com(日本語)はこちらから

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