Just Watched 55

*** Just Watched 57 - 最近観た映画　５７ ***

評価の満点は５つ星です。 .
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「再会の街で」「マイティ・ハート」など

＜＜再会の街で＠新宿武蔵野館 ****1/2＞＞

半年ごしに楽しみにしていた作品。期待に違わぬ・・・いや期待以上の出来でした。９１１後のＮＹが舞台ということで個人的には勿論それがあるのでハズれはないだろうと思っていましたが、いやはやこんなに脚本が深いとは・・・。
悪い点だけ先に言ってしまうと、まず長い。特に後半はかなりダレます（私自身は飽きなかったけど）。それに９１１引いては家族を突然失った人達の悲しみなんてちっともうまく描けていないと思うし、売りの一つである音楽の使い方も中途半端。まして一番話題に上りそうなアダム・サンドラーの熱演も私にはピンと来ませでした。

私個人にとってこの映画最大のオイシさは、ＮＹという街が独特で不思議なオーラを持ってリアルに映し出されているということ。（この映画の邦題を原題のテーマソング・タイトルではなく、街を主役に題した人、スゴイです！）とにかくシーン１つ１つ、「コレって１１０丁目のリバーサイトだ」とか「ウエスト４丁目の６アベを入ったところ」「１２丁目とブロードウェイ（よく行ったシティ・ビレッジ映画館）」など、観光地としてのＮＹではなく住民でないとなかなか行かない、けど馴染みのあるロケーションのオンパレードなのですが、それが住む人達にとっても新鮮な独特のカメラワーク（もぉ神がかり的！）で撮られている。もぉこれだけでほとんど大満足なのです。
それに嬉しいサプライズとしてこれまた神がかり的な脚本。決して気の聞いたオシャレな台詞というわけではないのですが、細かい心の襞が絶妙。紙上の台詞でない流れるようなリアルさにはホントに感嘆しました。どんなインテリちっくな作家さんなのかと思ったら、コメディ映画出身なんですね～。これからの作品がほんっと楽しみです。

＜＜Peace Bed＠新宿ジョイシネマ ***＞＞

　　その昔『イマジン』とゆ～ドキュメンタリーを観ていたので、殆ど目新しいことはありませんでした。まぁ、敢えて言えば、今だからこそ"US VS."という部分をクローズアップすることが重要なのでしょ～ね。

＜＜ジャーマン＋雨＠ユーロスペース ****＞＞

この夏あたりからジワジワと噂を聞いていたので、一日も早く観たかった待望の作品。噂に違わぬユニークな作品でした。一昔前ならこ～ゆ～新人の作品って「ブっ飛んでる」ようなモンだったんだろ～けど、そこは「肩透かし」なところが現代風（？）次回作は、あのキョーレツな主演女優の個性に頼らぬどんな作品が生まれてくるのか楽しみです。

＜＜陸に上がった軍艦＠下高井戸シネマ ***＞＞

映画としての構成やアイデアの特異性を除いても、"類を見ない戦争映画"でした。ある意味もの凄くリアルだったな～。ストーリーのあるオチを持った事象だけが"戦争"ではないのだな、と深く考えさせられた一作でした。

＜＜めがね＠テアトル銀座 **＞＞

癒し系の映画は私には合わないと思いつつ、やっぱり癒されませんでした（おまけに途中で音声が止まるという映写事故アリ ^_^;)。けど、まぁ『かもめ』の時にもそうだったけど、食べ物のシーンだけは好きだなぁ。

＜＜マイティ・ハート＠新宿バルト９ ****1/2＞＞

個人的にはこの事件が起こった時にはまだＮＹにいたので、まずそのリアルタイムな記憶が蘇って来ました。ウィンターボトム監督はこの手の話や特に"海外に住むジャーナリスト"の話は大の得意分野なのですが、それより何よりこの映画の"編集のテンポ"にびっくりしました。なんかも～、全くの"ズルさ"が見えない。コレはロケーション・マネージャーの手柄も相当あったと思います。「ウェルカム・トゥ・サラエボ」の時もそうだったけど、現地の特定の人物（現地の一般人はまるで描いてないけれど）を描く力量はさすが。進化してますね～。今後も楽しみ。

＜＜大統領暗殺＠新宿武蔵野館 ***＞＞

４人ほど、私より先に観たひとたちが「思ったよりよくなかった」と言っていたので、期待度３０％で観たのが良かったのかな？センセーショナルなモノはまるで期待していなかっただけに、作品造りのきめ細やかさがよく分かりました。いや～、よく作ったよね、何てったって・・・(^_^;)。

＜＜タロットカード殺人事件＠Bunkamuraル・シネマ ***＞＞

思ってたより軽～く、楽しんで観ることが出来ました。そう言うところがウッディ・アレンの巧いところなんですかね～。オチの部分はあまりにも分かりやすかったけど・・・(^_^;)。

＜＜パンズ・ラビリンス＠恵比寿ガーデンシネマ ****＞＞

うを～。噂では重い映画って散々聞いてたけど、重いっすな～～～。ただ、思ってたより主役の女の子の主体性はなく、それよりも脇役達の印象の方が強烈に残りました。

＜＜シークレット・サンシャイン＠Tokyo Filmex ***＞＞

う～ん、さっすがのイ・チャンドン監督。重厚な造りです。宗教のモンダイをココまで（しかも韓国でポピュラーなキリスト教！）深く掘り下げるとは・・・。けど、主演のチョン・ドヨンがすでにカンヌで主演女優賞を獲っているので、なんかそこばっかり目ざとく映ってしまったのがちょっとマイナスに・・・(^_^;)

＜＜Caramel＠ドバイのシネコン ***＞＞

女優サンによる初監督作品のことですが、けっこ～よく出来てました。内容は何ともたわいないモノでしたが、好きですね～、こぉゆ～群像モノ。彼女の次回作が楽しみです。

＜＜In the Land of Woman＠エミレーツ航空機内 **＞＞

いくらアダム・ブロディが人気俳優だからって、あそこまでモテモテの役やれる器かな～～～？メグ・ライアンもなんてこの映画にわざわざ出演したのかよく掴めませんでした・・・。

＜＜ストーン・エンジェル＠東京国際映画祭 ***＞＞

話は超～地味で何の新しさもない＆文学作品が原作の場合にありがちな"絵で語りきれてない"作品でありました。けど、若い新進女優サンを筆頭に全ての役者がサイコーに光ってましたね。それと、私の観た回のトークショーは涙・ナミダの盛り上がりでありました。

「サラエボの花」など

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＜＜サラエボの花 ****　＠東京国際女性映画祭＞＞
今週末からベオグラードへ行くので慌てて（？）観ました。この数週間で旧ユーゴのおベンキョを集中的にしてたので、響くところはかなりありましたが、まぁ映画としては至ってオーソドックス。主役の女の子はめっちゃかわゆかったけどね～。

＜＜それでも生きる子どもたちへ ****　＠下高井戸シネマ＞＞
これまでオムニバス映画ってどれも退屈だな～って思ってたけど、こんなに短編で泣かされたことなかったな～。特に最初の１篇と、スパイク・リー、アン・リーの作品が素晴らしかった。皮肉にも（？）普段は男の世界を描いている後者2人が少女の繊細な心を感情豊かに描いているのには驚かされました。

＜＜ミリキタニの猫 ****　＠ユーロスペース＞＞
変わりモノ爺さんのめくるめく才能、ＮＹ、日系人キャンプ、そして９１１・・・この作品を語るネタは山ほどある。けど、この映画にはそんな一つ一つを語るコトが瑣末に思えてしまう程の魔力があります。え～がってオモシロいですね～～。

＜＜主人公は僕だった ****　＠下高井戸シネマ＞＞
意外にも号泣モンでした。トリッキーとゆ～より丁寧な出来。やっぱマギー・ギレンホールさいっこ～～～～ぉ！！！

＜＜ボーイ・ミーツ・プサン ***　＠渋谷シネ・ラ・セット＞＞
企画段階からシナリオ読んでた作品、楽日にやっと観ました。ほぉ、こんな展開になるとは・・・

＜＜サッド・バケーション ****　＠シネマライズ＞＞
期待度低かっただけに、よかった～。俳優一人ひとりがいいとゆ～より、全体の空気感がよかったね。

＜＜デス・プルーフ in グラインド・ハウス ***　＠シネマＧＡＧＡ！＞＞
いや～、今年観た洋画ではNo.１でしょぉ。相変わらずタランティーノって～ヤツは好きになれないケド、作るモノはやっぱオモシロい。特に映画作りを一度はやったコトがある連中にとってはタマらんっすよ～。あんなに"やっちゃイケナイ"イマジナリーライン　ぶっとばすわぶっとばすわ・・・(^_^;)。

＜＜ミス・ポター ***　＠飯田センゲキ座＞＞
まぁ、悪い作品ぢゃないと思うけど、なんかまるっとしててまるで"カド"のない映画でした。飯田で観たのがまたさびし～(>_<)

＜＜ヒロシマ・ナガサキ ***　＠岩波ホール＞＞
ＮＨＫだの、ＴＢＳだの毎夏くり返し観て来たことのくり返し。まぁ、ソレを日系アメリカ人が監督したとゆ～ところに意義はあるのでしょうが・・・

＜＜天然コケッコー ***1/2　＠渋谷シネ・アミューズ＞＞
山下カントクは、やっぱ職業カントクですな～。『リンダ３』の時と同じく、巧く出来てるんだけどオタクの私にはな～んか消化不良かも鴨。

＜＜ヱヴァンゲリヲン　新劇場版：序 ****　＠新宿ミラノ座＞＞
うを～、ＴＶ版１回しか観てないだけに、なんか新鮮でした。今観ても全然オモシロいよぉ～。

＜＜シッコ****　＠ＭＯＶＩＸ清水＞＞
これまで観たマイケル・ムーアん中で、一番好きかも。もぉ、号泣しちまったい。

＜＜遠くの空に消えた **1/2　＠とかちプリンス劇場＞＞
ご当地である帯広で観たのですが、２週目の土曜でガラガラ。クストリッツァのモノマネは、観ていて痛々しかったほど・・・(^_^;)。長い・・・ほとんど拷問のよ～な映画でした。

＜＜キムチを売る女****　＠札幌：蠍座＞＞
韓国映画３連チャンのラスト。うぉ～、久々の新しい才能出現に酔いしれます。

＜＜懐かしの庭 ***1/2　＠イイノホール＞＞
ノスタルジックやな～。けど、この監督の描く女性は皆カッコイイね～。

＜＜鰐 ****　＠下高井戸シネマ＞＞
チラシのビジュアル、思いっきりラストのネタバレじゃん（笑）。いやはや、それにしてもデビュー作にしてこの才能。恐るべし！！！

＜＜街のあかり ***1/2　＠ユーロスペース＞＞
いつものカウリスマキ節でしたね～。それ以上でもなく、それ以下でもなく・・・

＜＜キサラギ ***1/2　＠銀座シネパトス＞＞
完成披露試写直後から死ぬほど口コミされ、やっと観ました～。う～ん、正直期待度５００％くらいで観たので、まぁ「舞台劇じゃん」・・・ってのが第一印象。
けど、イメージに貼り付いてる作品のオタク色が剥がされて、底辺から一筋の"暖かさ"が見えてくる瞬間はやっぱい～ですね～。

＜＜腑抜けども、悲しみの愛を見せろ ***1/2　＠シネマライズ＞＞
コレも期待度高すぎたかな～。いや、この夏「アヒルと鴨」も「キサラギ」もなければ相当ポイント高かったと思うのですが・・・
サトエリよりも期待してなかった分妹はよかったですね。ただ、もうひとレベル上を要求してしまうのは、それだけ今の時代　日本映画が乗りに乗ってるってこおとですよね。

　 ＜＜サイドカーに犬 ***1/2　＠渋谷シネ・アミューズ＞＞
さっすがよく出来ていましたね～。子役のうまさは言うまでもなく、竹内結子は普段とおなじくよかったよかった。私ってば、殆ど全編彼女の折れそうに細い足ばっか観ていましたが・・・f^_^;

「アヒルと鴨のコインロッカー」など

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＜＜アヒルと鴨のコインロッカー ****1/2＞＞
July 29, 07　新宿ガーデンシネマにて
いや～もぉ号泣しましたぁ(T_T)いまんとこ今年いちばんの邦画かなぁ～（『長い散歩』もよかったけど、去年の作品だし）。
予告とかコピーとか、なんかハードボイルドな男の映画みたいに売ってたけど、なんだ～こんなに心温まる作品だったとは。
原作のトリック通り？ストーリーには一ひねりも二ひねりもあったけど、その良さはそこだけじゃない・・・キャラクター達の暖かさにあったのですね～。
もぉ、速攻ぶあつい原作読んでしまいました。印象としては、原作よりも暖かい部分は、映画にあった気がする。中村監督のデビュー作『ルート２２６』も私は大好きなんで。

＜＜サンジャックへの道 **＞＞
July 22, 07　下高井戸シネマにて
私ってばつくづく欧州の予定調和的な笑いがダメなんだな～と再認識してしまいました。作品はちっとも悪くないんでしょうけど、私はダメだわ～f^_^;

＜＜特攻－ＴＯＫＫＯ－ ***＞＞
July 21, 07　渋谷シネ・ラセットにて
正直、ドキュメンタリーとしての新しい発見はあまりなかったけど、特攻に失敗して帰還した人達の話は面白かった。あの時期は"一億総特攻"かと思ったけど、やっぱ中にはテキトーで自分の命が大事って人達もいたんだよね。ま、そりゃそっか～～～

＜＜恋愛睡眠のすすめ ***＞＞
July 19, 07　テアトル銀座にて
まぁ、めくるめく想像の世界は面白かったっす。けど、それだけかな～。ガエルはかわい～し、非の打ち所はないんだけど、いまイチ何かが足りなかったよ～な・・・

＜＜ボルベール－望郷－ ****＞＞
July 15, 07　有楽座にて
実は全く期待してなかったので、よかったわ～。ベテラン職人監督の技を見せられたという感じ。ラストの終わり方なんか特に、シロウトの脚本家ではあ～は終わらせないと思う・・・

＜＜グラストンベリー ***＞＞
July 09, 07　Q-AXシネマにて
さっすがのジュリアン・テンプル監督。出演アーティストを全く知らなくても２時間あまり十二分に楽しめます。まぁ言ってしまえば"ヒッピーノスタルジー映画"なんですけどね(^_^;)

＜＜パッチギ！２ ***＞＞
July 07, 07　シネカノン有楽町にて
う～ん、あまりにも前評判が悪かったので、まぁ、そんな悪くないじゃんとゆ～印象ではありました。そもそも井筒監督よりも脚本家の方に興味があって観たのですが（フラガールもそうですが、話がベタなところがお気に入り）太平洋の戦争のシーンは迫力。けど、島に住むネイティヴの人達がちゃんと描かれてなかったのは不満でした。

＜＜ハリウッドランド **＞＞
July 04, 07　シャンテ・シネにて
いや～出口のない映画だったぁ～。なんてたってあの時代好きだし、ミステリーとサスペンスで、『LAコンフィデンシャル』までは行かなくとも、それに近い味わいを期待してたのに・・・ただ暗いだけの映画でしたわ～(^_^;)

「１４歳」「赤い文化住宅の初子」など

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　 ＜＜１４歳 ****1/2＞＞　
Jun 06. 07 ユーロスペースにて
いや～、久しぶりに超期待の"作家"に出会いました～。私が熊切和嘉、山下敦弘、李相日カントクの初期作品に出会ったのは、まだNYにいた頃５～６年前だからほんっと久々ですよぉ～。
実は殆ど２年前、彼らの長編第１作『ある朝スウプは』を同じユーロ（あ、まだ移転前だった）で観た時は、一緒に観た友達が邦画久々だったので、「わ～ゴメン、こんなオタクちっくな映画に誘っちゃって・・・」とゆ～罪悪感でいっぱいであまり純粋に楽しめなかったんだけど、この２作目なら誰にでも観せられる～～～。この本作への飛躍たるや、正直びっくりの一言です。
まず、表に見えるテーマ（？）が、"思春期のアブナイ中学生たち"とか"かつて14歳だった30代オトナとの世代間ギャップ"みたいなモンだから、私にはも～そんなの聞いただけで安っぽくて安っぽくてたまらなかったのですが、これがまたあくまでも"表面だけ"がそうであって、その内質は全然"違う"モノ。決して"新しい"のではなく、"違う"のです。ココがポイント。コレが"新し"かったら、30代の私にはまるで別世界のモノになってしまうのですが、"アプローチ＆アウトプットの仕方が違う"んですよ。だから、コアなところでは共感出来る。ただ、その違いのベクトルの幅が広いんだな～（あ～、なんかカタカナ用語つづきですんまそん～）。
なんか・・・巧い映画です。脚本も演出も。ただ、テクニック的に計算付いた巧いじゃなくて、このドロンとしたテーマをこれまではドロンとジメジメとグジグジと内向きに描く映画が殆どだったのに、"外向き"なんだよな～。やっぱ独りじゃないコラボだからなんでしょ～か。外向きと言っても、独りよがりにただ外の世界に叫んだり訴えたりしてるだけじゃないんですよね。
この巧さ、なんか『クラッシュ』の巧さを思い出しました。共通点は"複雑に絡み合った群像劇"そして"誰も善人・悪人"では分けられない、ということ。ここに出てくる登場人物のすべてが、時には優しく、そして突然悪魔になる。ヒトは誰もがその両方の側面を持っている、これほどの真実を描いた"映画"がこれまで何本あったことか。
その独特な撮影手法やスタイルについてのコメントは、専門家にまかせます。いや、もぉ次が楽しみ、楽しみ、待ちきれない～

　 ＜＜赤い文化住宅の初子　****＞＞　
May 27. 07 渋谷シネ・アミューズにて
↑の衝撃が強すぎて（？）ちょっと印象薄れちゃったけど、噂通り面白かったし、よく出来ていた。中途半端な怪しいノスタルジーがGOOですな。おそらく原作も相当面白いのでせうが、さすがのタナダ監督、脚本もよく書けてたと思います。
・・・にしても、やっぱ一番のお手柄はあの女の子だよね。彼氏もかわいかったけど（^o^）

　 ＜＜バベル　****＞＞　
May 26. 07 新宿オデヲンにて
いや～、あのラストといい、日本人にはオイシ過ぎる映画です。まぁ、相対的には好きな映画だけど、監督ってばメキシコ人なのに、メキシコ編はなんであ～ゆ～ラストかなぁ。
（さらにネタバレ）で、なんでアメリカ人の為ならたった一人の為にどんな所でもヘリコプターが飛んで来るかな～。アメリカ人の監督が描くならまだしも、彼にされたくなかった。そこんとこ、ちょっと残念でしたね～～～（T_T）

　 ＜＜東京タワー　**＞＞　
May 06. 07 ジストシネマ伊賀上野にて
東京生まれ＆育ちの私ですら思いいれのある、そしてずっと長い間わざわざ行くことを忘れしまっていた東京タワー。なんたって２００７年今年の初日の出はココで見てしまいましたf^_^;）
ＴＶシリーズでストーリーは十分に知っており「あ、コレあった」とか「コレ違う」などついつい比べちゃったりして・・・そしてやっぱ"映画的なシーン"もちらほらとありました。
なんと言っても、ちょい役エキストラ陣が超豪華。売ってたパンフ、キャストページが延々と続いてました(^_^;)

　 ＜＜クイーン　***＞＞　
May 03. 07 新宿武蔵野館にて
女王ばかりか、首相までまだ現役なのによく出来ましたね～。それだけスティーブン・フリアーズ監督の信用が深いってことなのでしょうか？
ま、どこまでホントかはまるで分かりませんが、構成もよくまとまってると思います。女王の顔なんて、観終わった時にはオリジナルの方忘れてちゃってたし・・・（^^;）

　 ＜＜エレクション　***＞＞　
May 03. 07 下高井戸シネマにて
これぞ香港映画の王道！！あれだけマフィアの世界を描いておきながら、ピストルの一発も撃たれないのはスゴイと思うし、ラストのオチ（キャラ逆転！）、脇悪に至るまで、役者の魅力全開～～～傑作ですぅ～（＾o＾）

　 ＜＜島ノ唄　**＞＞　
Apr 28. 07 下高井戸シネマにて
ナレーション＆音楽がないのに全く眠らなかったのは、やっぱり何か引きつけるものがあったんでしょうね。
個人的には名瀬シネパラダイスの外観が見られて嬉しかった（^^）

「明日、君がいない」「パラダイス・ナウ」など

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＜＜明日、君がいない ****＞＞
Apr 26, 07　アミューズＣＱＮにて
噂通り、よくできてる作品ですが、重い・重いです～。
若き新人監督がなぜこの作品を作ったかというのは、ここで書くまでもありませんが、"自殺"というのは、残された者にとっても大きな傷を残すもの。私自身、大学時代にそうやって友達を亡くした体験をまざまざと思い出してしまいました。
作品としても、ストーリーや語り口に斬新な新しさはないにせよ、今後が楽しみな作家になっていくのではないかと思います。

＜＜パラダイス・ナウ ****＞＞
Apr 22, 07　東京都写真美術館にて
昨夜、サイードをめぐるロードムービーを観たばかりなので、パレスチナ問題（その言い方もヘンですが？）が、戦争や紛争や、ましてやテロリズムなんかでないことはうっすらと感付いていました。
けど、これでさらにはっきりしましたね。「分かり合う」以前に「気付いて欲しい」＝「無視しないで欲しい」これがやっぱり、すべての根本にあるのではないでしょうか？折しもバージニア工科大の乱射事件があったばかりで、ニュースやメディアではアメリカの銃制度ばかりが取りだたされていましたが、コレだって結局根っこは差別。だって銃がなくなっても刀はある。恨みは消えないモノでせう（だからと言って勿論、自爆行為を支持するわけではありませんが）。
ラスト近くで初めて観るイスラエル側の天国のようなビーチ。無邪気に生活を続ける、差別をされたことのない側の無関心の恐ろしさ・・・
ストーリーとしてもうまく出来ていたと思います。キャラクター作りや配置もウマイ。他のテーマでの次作品が楽しみです。

＜＜OUT OF PLACE ***＞＞
Apr 21, 07　下高井戸シネマにて
ずっ～と観たかった作品だけど、期待値高すぎたかな～。サイード本人の死後撮影されたのは知っていたけど、あまりにも彼個人の輪郭が見えてこなかった。まぁ、私にとっては、母校のシーンが沢山あったので懐かしい場面が多々あったりもしたのですが・・・けど、イスラエルやパレスチナ人のこと、あまり考えたことってなかったのですが、なんか在日韓国人や日系アメリカ人のアイデンティティー・クライシスと似たものを感じました。

＜＜秒速５センチメートル ***＞＞
Apr 14, 07　シネマライズにて
お約束のオンパレードはある程度予測してたからいいものの、ラスト３話目は完全に山崎まさよしのＰＶでしたの～f^_^;

＜＜さくらん ***＞＞
Apr 13, 07　渋谷シネクイントにて
噂通り、ビジュアル系の映画。期待値が相当低かったのでダメージも少なく、まぁ楽しめました。女の描くエロスってのは言うまでもなく男のソレとは違うのですが、時代によっても変わって来てるんんだな～と実感。

「オール・ザ・キングスメン」「松ヶ根乱射事件」など

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＜＜オール・ザ・キングスメン　****＞＞
Apr 07, 07 ＴＯＨＯシネマズ府中にて
監督のスティーブン・ザイリアン＆助演のマーク・ラファーロに惹かれて行ったのですが、ジュード・ロウ、ショーン・ペン、アンソニー・ホプキンス、ケイトウィンスレットと思いのほかの豪華メンバーにオドロキ。
ちょうど知事＆地方選のまっただなかだったので、考えるところもあったのですが、肝心の中盤---善がいつの間にか汚職に染まっていた---というメインどころが、ラブストーリーでかき消されてしまってたのには残念。けど、後で観たオリジナルよりラストの凝り方は◎。そ～そ、私が何より観たかったのは、あの時代の空気なのよね～～～

＜＜映画館の恋　***＞＞
Apr03, 07 イメージフォーラムにて
相変わらずの、ホン・サンス節炸裂です。さしもの私も、キム・サンギョン主演ぢゃなかったら観なかったかもな～。去年のカンヌ以来、いい噂聞いてなかったですもんね(^_^;)。ま、でも個人的には悪くなかったと思います。ヒトには薦めないけど・・・

＜＜黒い眼のオペラ　****＞＞
Apr 01, 07 イメージフォーラムにて
相変わらず、"確信犯的に"無駄な（？）シーンを淡々と描くツァイ監督なのでした。ツァイ監督初心者には全くおススメ出来ない一作ですが、マニアにはたまらん一作でもあります。ツァイ作品は、どれも似ているけれど、確実に進化しているのですよね～～～。

＜＜絶対の愛/リアル・フィクション/ワイルド・アニマル　****＞＞
Mar 31, 07 ユーロスペースにて
『絶対の愛』は、相変わらず突飛なアイデアですな～。けど、けっこ～フツーの人達でも観られる作品になっとります。今回一緒に観てくれたＭＹちんも私もそ～と～ギドクおたくだけど、観終わった一発目の感想が"着てた服と住んでた家"だもんね。・・・にしても、今回のこの邦題はよく付けたな～と思います。
前衛的な『リアル・フィクション』も、ラストのオチは「さもありなん」だったものの、やっぱ同じデジカメでもギドク様は面白い～
『ワイルド・アニマル』は、全編パリロケとゆ～チャレンジ作品ですが、内容はなんとも可愛らしい（？）友情モノ。勿論ギドク節は随所に見え隠れしているものの、ギドク作品を観まくっている私には、彼の「若気のいたり」的な素朴さがかわゆくて仕方ありませんでした。原題「野生動物保護地区」の意味の深さを味わう次元にまではまだ至ってないのですけどね。

＜＜ホリディ　***＞＞
Mar 23, 07 新宿オデヲンにて
夜中の２時頃観るにはピッタリの映画でしたf^_^;　もぉな～んも考えなくてい～のね～。美男・美女＆ちょっぴり太めの男女が異国の地で運命の出会いをするとゆ～、まぁ細かいところがウマく描かれてるから許せるんですけどね～。普段はどちらかといえば嫌いなキャメロン・ディアスとジュード・ローがとても魅力的に見えたのは、やはりオーソドックスな話ながら巧みに作られているからなんでしょ～ね

＜＜叫　***1/2＞＞
Mar 20, 07 新宿武蔵野館にて
『LOFT』でがっかりした私の周りの面々からは甚だ評判のいい本作ですが、私は正直『LOFT』の方が好きでした。何だろう"ウマくなった"感がど～にも不満に転じてしまった困ったオタクファンの私なのでしたf^_^;）

＜＜松ヶ根乱射事件　****＞＞
Mar 17, 07 テアトル新宿にて
いやはやこのオチ・・・(^_^;)すでに周りから散々いろいろ聞いていたので、殆ど分かってはいたのですが、今回のが一番好きかもぉ～(^_^;)
正直『リンダ３』で一度がっくり来てだけと、また復活～！・・・どころか前より全然いい～でないっ！
山下作品のよさがあの独特の”間”であることは言うまでもなく、音楽や効果音はますますヘンテコになってるし・・・でも、まぁキャラクターの幅と深みが随分広がってますよね。テーマや世界観は一貫してるんだけど、ちゃんと成長してるな～って。コレぞ世界に誇れる日本の新しい個性ですよぉ。次はまたまたマンガが原作。コレもすっご～く楽しみでっす。
キャストをベテラン勢含め刷新したのもブラボーでっす。時代はいつでも、舞台はどこでも、役者は誰でも、山下ワールドはいろんなバージョンで展開されるということが分かって嬉しかった一作でした。

＜＜サラバンド　****＞＞
Mar 17, 07 下高井戸シネマにて
昔の作品の続編だそうですが、別モノとして十分成立しています。なんかもぉ、少人数の舞台劇みたいなんだけど、やっぱり独特の映画的技法で、”老いも若き”も描かれている。北欧的でいて普遍的な、やっぱ巨匠のなせる技ですな。

＜＜あなたになら言える秘密のこと　****1/2＞＞
Mar 16, 07 シネマート六本木にて
世間的には『死ぬ１０』の二番煎じ的に見られてなのか大ゴケしてしまった作品ですが、私のまわりでは一部めっちゃ評判がよかったので最終日にあわてて観ました。いやもぉ『死ぬ１０』の１００倍よかったっす。人間関係もストーリーもこれ以上ないシンプルなもの（耳年増になりすぎて結末殆ど知ってたし）、けどコレこそが号泣に値する映画でございます、ハイ。

＜＜チョムスキーとメディア　***＞＞
Mar 10, 07 ユーロスペースにて
１５年前の作品とは思えぬ（まだクリントンも登場してないし）普遍的作品。３時間以上という長さが全く感じられない濃さでした。ただ、メディアと政治に焦点を置いていたので、チョムスキーの人柄そのものについては謎のまま。ココは『不都合な真実』とある意味真逆の作品でした。

＜＜善き人のためのソナタ　****＞＞
Mar 03, 07 シネマライズにて
最後のオチ（ラスト１５分）がよかったっすね～。アレがなければ、ただのサスペンスものみたいになってたかもしれないけれど。どこまでが実話だったのか興味津々～。

＜＜ドリーム・ガールズ　***1/2＞＞
Feb 28, 07 日劇１にて
んん～期待ちょっと大きすぎ？ハイライトは予告編で全て観てしまったか？ストーリーはよかったし、曲も勿論GOOOOOD（サントラ速攻買ったし）。でも、ソレって元のミュージカルがよかったのよね～f^_^;　ビヨンセの激ヤセぶりにはカンドーしたけど。

「マジシャンズ」「ダーウィンの悪夢」など

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＜＜マジシャンズ ****＞＞
Feb 21, 07 ライズエックスにて
単にね～ソン・イルゴンが好きなんでね～。もぉ満足、満足。他人には薦めないけど(^_^;)。
まぁ、簡単に言ってしまえば、エンドレスステージ＋レトロミュージック＋アートピースって感じ？私には全てが好み満載なんでい～んだけど、フツーにストーリー性のあるエンタメ映画を観に来たヒトには「なんだこりゃ？」ってなスーパーカルトムービーです。・・・
けど、ソン・イルゴンと同じくらいＬＯＶＥＨＯＬＩＣが好きな私には、つくづくカンペキなラストでしたよぉぉ。

＜＜魂萌え！ ****＞＞
Feb 11, 07 シネカノン有楽町にて
阪本カントクはやっぱすごい。女を描かせたら右に出るモノはいませんなぁ～。しかし「OUT」といい、桐野夏生は男による映画化が生える人ですね。逆に女が描くとドロドロしすぎるのかしらん。風吹ジュンのよさは言うまでもなくなんと言っても三田佳子！やっぱ彼女には悪女役が一番でっす。

＜＜サムサッカー ****＞＞
Feb 11, 07 下高井戸シネマにて
渋谷で上映していた時は「ああ、あの『キミとボクの虹色の世界』の監督のカレシが作った映画ね～。さぞかしビジュアル的には面白いでしょうけど・・・」としか思っていませんでした。で、観たらまぁ、面白いしよくできてるぢゃないですか～。
まず、脚本がよくまとまっているのに驚きましたぁ～。ビジュアルも音楽も勿論凝っているんだけど、そこはあくまでもさりげなく・・・主人公の彼は勿論のこと、母親役のティルダがいいっすね～。細かい台詞もよく書き込まれていたし、オリジナルであるラストのオチも好感度１００点～！次回昨が楽しみで待ちきれません～～～

＜＜ディパーテッド ****＞＞
Feb 09, 07 ユナイテッドシネマ札幌にて
リメイクとゆ～のは往々にしてオリジナルを超えられないもので、正直オリジナルの大ファンである私全く期待をしてなかったのですが、約２時間半（しかもレイトで夜中の１２時半！）だとゆ～のに、全く飽きませんでしたぁ。
（以下ネタバレ）オリジナルのキモになるシーン①顔知らぬ二人の追いかけっこ、②警察側の上司が殺されるところ（違いは車があるかないかだけ）、③ラストのエレベーターシーン・・・さすがにカメラアングルまでは覚えてないけど、タイミング的には殆ど同じだったんじゃないかな。ラストのオチは、マーク・ウォルバーグがやたらとノミネートされてたんである程度の予想はついていましたが・・・ま、オリジナル１と２は観てだけど３はまだなので、改めて観てみようと思います。

＜＜不都合な真実 ****＞＞
Feb 07, 07　日劇3にて
思えば私が初めて社会人になった遠い昔、知人から地球温暖化とスーパーハイウェイを提唱する若い政治家がいると聞いてから１０数年、白髪になった彼をアカデミー賞の舞台から見る日が来ようとは、どうして想像出来たでしょう？う～ん、月日の経つのはあっと言う間、それだけ地球環境の変化もそんなに遠い話ではないのですよね。
この映画は、地球温暖化については勿論のこと、ひとりの「あきらめない人」についての話です。一時は"大統領の椅子"が目の前にあった。で、あんな悔しい負け方をしてなお、自分の信念を貫く生き方を実践している、けどその生きザマがまるでハードなもんじゃないんですよ。と～っても温かい。映画全体のテーマや彼の過去はシビアでハードなモノなのに、ゴア氏本人の人柄が温かく染み渡るような、そんな後味のよさがありました。

＜＜ダーウィンの悪夢 ****＞＞
Feb 04, 07　シネマライズにて
なんか久々にいい意味で"ごっつい映画"を見たとゆ～感じです。おそらくわざとなんだろ～けど、ここ最近の社会派ドキュメンタリー映画に多い"わかりやすさ"の対極を行ってるえ～がなんですよね。カントク曰く、シーンも途中で切ってるし、解説らしきものは一切ないし、なんか、もぉ突き放してるの、観客のコト。
と～にかくいろんな"シーン"の羅列が続いた後、最後の最後に"キモ"となる地元ジャーナリストのインタビューが入るのですが、そこで・・・雷・・・なんだなぁっ。もぉ(T_T)。いっちばん肝心なところ、観られませんでした・・・(^_^;)。

＜＜それでもボクはやってない ****＞＞
Feb 03, 07 ＭＯＶＩＸさいたまにて
まず『Sall We...？』であれだけ世界中からちやほやされた後、ある意味日本の内に閉じた内容の（つまり海外映画祭に出しにくい）の作品を作り上げた周防カントクの姿勢に潔ささえ感じてしまいました。カントク自身、これまでは相撲の世界やらお寺の世界など、内に閉じた特殊な世界をテーマにして来たわけだから、じっさい本来の彼からはぶれてないんですけどね（『Shall We...?』だってその流れの中にあったのだし）。
作中で描かれる裁判の怖さは言うまでもないですが、ホント緻密に描かれています。さっすが本領発揮ですね～。そしてまた脇がとにかくイイ。特に最初の裁判官～。役所広司のレギュラー化も正直辟易しててたんたけど、今回はささにピッタリだったし、もたいも合いすぎかと思いつつ、最初の公判のひきつった笑顔にはやっぱり泣けてしまいました。次回作にますます期待～～～

＜＜鉄コン筋クリート ***＞＞
Feb 02, 07 新宿ジョイシネマにて
と、とにかく、昔の同僚の名前が冒頭にどか～んと"脚本"としてクレジットされてたのでぶったまげました(^_^;)。そ～言えば、１０年前、「日本人なのに"鉄コン筋クリート"知らないの？」とヤツに延々と原作マンガの魅力を話されたことあったっけ。あの時ちょうど映画権を手に入れて、コツコツと書いてたんだよね。おめでと～。脚本よく書けてました。オモシロかったよ。まぁ、この手の映画ってど～もビジュアルにばっか走りがちだけど、ハリウッド・フォーミュラの脚本家が付いていたんだもんね～(^^)

＜＜キンキーブーツ ***＞＞
Jan 28 , 07 下高井戸シネマにて
期待大きすぎ。まぁ、そりゃオモシロいかもしれないけど、新しさ度ゼロ。派手な内容のわりに、保守的なシニア層に受けたのは納得。

＜＜紙屋悦子の青春 ***＞＞
Jan 28 , 07 下高井戸シネマにて
戦争三部作のラストにして遺作。う～ん、私的には『キリシマ』が一番よかったです。コレも、岩波ホール的カタルシス映画？原田知世は何十年たっても棒読みだな～(^_^;)。

「長い散歩」　など

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＜＜海でのはなし　***＞＞
Jan 26, 07　ユーロスペースにて
スピッツの全盛期日本にいなかった私は、正直スピッツとミスチルの曲調がかぶって仕方ないのですが（でも声の違いくらいは分かります）、仕事で予告編を十数回見てるうち、本編も見ずにはいられなくなってしまいました。
皆さん思う通り、言わばＰＶの長尺版なのですが、２～３のハイライトシーンはやはりリアルな胸キュンでそれだけでもまぁ一見の価値はありました。

＜＜００７　カジノロワイヤル　****＞＞
Jan 21, 07　ユナイテッドシネマ豊洲にて
さっすがのポール・ハギス！面白かった～(^O^)　まわりからはよい評判をやたらと聞いていたので、逆に期待ハズレになるかなと思ってたものの、やっぱりやってくれました。『クラッシュ』『父親たちの星条旗』『硫黄島からの手紙』そして『カジノ・ロワイヤル』と、去年はまさに彼の年でありました。
それと、あの悪役どっかで見たことあるな～と思ってたら、去年デンマークで観た『after　wedding』（今年のアカデミー外国語映画賞にノミネートされてる！）の主役ぢゃないですか～！他にもソダーバーグ組の役者とか、何気に脇の固めもよいのよね～(^-^)

＜＜マッチポイント　****＞＞
Jan 14, 07　下高井戸シネマにて
いや～待って待ってやっと観られました～。面白いっ！あの歳になって、きっちりとエンターテイメントにまとめ上げているのはなかなか出来ることではないでせう。らすとのオチも好き。
なんか久しぶりにロンドンへ行きたくなちゃったな～。

＜＜エンロン　***＞＞
Jan 12 07　ライズエックスにて
この一件（？）が起きた時、アメリカにいたので個人的には興味のある内容でしたが、映画としては平々凡々なドキュメンタリー。劇場でも８割方の人がこっくりしてました(＾＾ゞ

＜＜長い散歩　****1/2＞＞
Jan 7, 07　ライズエックスにて
う～ん、去年観てたら、間違いなく２００６年のベスト３に入れてたな～。いや、よかった～。思い出しただけでも泣けてきますわ。(>_<)
もともと奥田カントクは『少女』の頃から好きなのよね～。いや、ウマい。ラストああなって"傘がない"がかかるとは・・・

＜＜武士の一分　****＞＞
Jan 6, 07　ワーナー・マイカル・シネマズ茅ヶ崎にて
キムタクはやっぱりいつものキムタク立ったけど、映画としてはよかったな～。壇れいサイコー。最後のオチもちゃんとあって、ちゃんとエンターテイメント時代劇になってました。

＜＜佐賀のがばいばぁちゃん　***＞＞
Jan 2, 07　下高井戸シネマにて
いや～正月早々に観るにふさわしいベタい映画でした。
なんか『ALWAYS』的にシニアの口コミが広がったのはよく分かります。作品としてはふつーでしたが・・・

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