評価の満点は5つ星です。
"Art Museum by the Zoo" - 「美術館の隣りの動物園」****1/2
"Christmas in August" - 「八月のクリスマス」***1/2
"Ghost World" ***3/4
"BROTHER ***1/2
Misuhlgwa yup dongmulgwon 「美術館の隣りの動物園」 ****1/2 |
Written and Directed by : Jeong-hyang Lee
Starring : Eun-ha Shim, Sang-jae Lee, Sung-Gi Ahn, Seon-mi Song
Related Sites :Japanese
日本では昨年秋に劇場公開されたこの映画、私は、この度NYで行われた「韓国映画祭」で、ようやっと観ることが出来ました。私はどうも、噂に聞いて来て長い間期待していた映画を観る時は、がっかりすることの方が圧倒的に多いのですが、う〜〜〜ん、コレは期待以上の出来に驚き!!!できればビデオを手に入れて詳しく研究したいくらいの作品です。
お話は、ひょんな事から同居するハメになってしまう男女二人と、その二人が共同作業で描いていく架空の男女のラブストーリー。この映画の何が評判だったって、やっぱりその計算しつくされた脚本。う〜〜〜ん、コレは本当によく書けている。さすが、脚本コンクールで大賞を受賞し、数多の監督が自分で監督したい、と名乗り出た作品っていうだけありますね。
この脚本の長所の一つ目は、その設定のユニークさ。現実の世界で、主人公のチュニとチョルスが片思いする二人インゴンとタヘが、脚本の世界の中で恋し合う(現実の世界で、二人は全くの他人)。この二組のカップルのストーリーが、微妙に絡み合いながら進行していくのですね。うん、下手すると、日本のトレンディ・ドラマみたいになっちゃいそうなラブ・ストーリーを、スレスレの所で本当にうまく描いています。
二つ目は、やはり女性ライターだからこそ書ける、細かいディテールの数々。冒頭で、チョルスが「何か変だな?」と思って枕の匂いを嗅ぐ場面、トイレの音にチュニが思わず耳を塞いでしまう場面、子供用のマグカップ…。こうした小さなディテールの積み重ねが、もの凄くニクイ。隣り合った美術館と動物園(これらはソウルに実際隣り合ってあるそうです。今度ソウルに行ったら行きたいな〜)で、女は美術館へ、男は動物園へ行くというのも面白い。ネタバレ→そしてラストで、お互い反対のところに行ってしまうのもね。その真ん中に二人が立つ、ラストシーンがまたいいな〜。いや、参りました。この脚本、オシャレ過ぎ。
この脚本を書いたイ=ションヒャン監督は、このシナリオをコンテストに応募する時、「私が監督出来ないなら映画化しないで」とまで表紙に書いて提出したそうですが、よっぽど最初からイメージが出来上がっていたんでしょうね。いや〜、よく撮れていました。これが監督第一作目なんて信じられないです。この脚本の監督権を頼み込んで来た波入るベテラン監督を蹴散らして、自ら監督しただけのコトはありますよ。
全般的に言うと、正直TVドラマっぽい部分も沢山あります。でも、紅葉も深い街路樹を主人公達が自転車で走るシーンは、大きな銀幕で観ると本当にうっとりしてしまいますよ〜。嗚呼、ビデオで観ずにスクリーンで観られるチャンスを待ってた甲斐がありました〜。(>_<)
この下手するとトレンディ・ドラマみたいになってしまいそうなストーリーを肉付きのあるモノにしていたのは、何と言っても主役二人の役者サン達のお陰。
「八月のクリスマス」、「カル」で日本でもすっかりお馴染みのシム=ウナは、水でさえコップを使わずボトルから直接飲んでしまう様なズボラな女のコを見事に好演。まぁ、彼氏いない暦ウン十年でオジサンに片思いしている女のコにしては、ちょっとカワイすぎるとも思いましたけど…(^_^;)。
「アタック・ザ・ガス・ステーション!」、「吠える犬は噛まない」のイ=ソンジェは、前二作とまたまた全然違う役どころ。この役が一番ノーマルな役でしたね。全然かっこ良くないんだけど、魅力あるな〜。こういう「普通の人」が演じられる役者さんって、けっこう貴重ですよね〜。
韓国映画界の大御所、アン=ソンギが助演で出演していたのにはちょっとびっくりしたけど、でも、こんな素敵な脚本だったらちょい役でも出たくなっちゃいますよね〜。コメディタッチで、それでいて極上の笑顔を見せてくれるとってもオイシイ役どころでした(^_^)。
ここ最近日本映画と韓国映画の間では、脚本権を取得した“リメイク合戦”が展開されていますが、日本映画「リング」の韓国版が制作されたり、韓国映画「リメンバー・ミー〜同感」を山川直人監督が「時の香り」というタイトルで、「クワイエット・ファミリー」を三池崇史監督が「カタクリ家の幸福」というタイトルでリメイク中。「美術館…」のリメイク権って、誰か買ったのかな〜。まぁ、日本には兵役がないとか、設定を変えなくちゃいけない部分も沢山ありますけどね。
でも、上野には美術館と動物園が隣り合ってるし(笑)、セントラル・パークでもちょっと離れてるけど、美術館と動物園は同じ敷地内にあるしな〜。この映画の東京バージョンやNYバージョンも、ちょっと観てみたいと思わず夢想してしまう私なのでした(^_^;)。
Palwol ui Christmas 「八月のクリスマス」 ***1/2 |
1Written and Directed by : Jin-ho Hur
Starring : Suk-kyu Han, Eun-ha Shim
Official Site : Japanese
1998年のNYアジアン・アメリカン映画祭でプレミア上映されて大絶賛を浴びたこの映画。私は当時旅行中でNYにいなかった為にこの作品を見逃してしまい、以来日本で発売されたビデオにも眼をつぶりながら、ひたすら銀幕で観られる日を待ち続けて来ました。わ〜っ、待ってて良かった!!!
このドラマは、確かに噂通り、めっちゃめっちゃのメロドラマです。得てしてチープなメロドラマが大嫌いな私は、観てがっかりするんじゃないかとかなり懸念していたのですが、うぉ〜っ、“あんな終わり方”するとはね〜!!!悔しいけど、やっぱり泣かされちゃいました。この話で“写真”っていうモノが重要なプロップになることは分っていたけれど、「おお、そう来たか〜!」って感じで…。まぁ、前半は“偶然”“偶然”の連続で、いい加減にしろよこの設定〜、とかも思ってしまいましたが、終わり良ければ全て許しちゃいます(^_^;)。
でも、ある意味、この映画は完全に「シュリ」のハン=ソッキュと、「美術館の隣りの動物園」のシム=ウナのアイドル映画ですね。二人の魅力が大爆発してますよ。特にハン=ソッキュの低い、そして悲しい笑い声がいい。コレ、ファンは劇場で観てボロ泣きしてたに違いありません。それにしても、エンド・クレジットで歌まで歌うとは…。それはちょっとやり過ぎだったんじゃ(^_^;)???
ちなみにこのハン=ソッキュとシム=ウナは、「カル」でも主演の二人として共演しています。でも、何かもう別人なんですよね〜。特に「八月の…」でのシム=ウナはフレッシュ・フレッシュって感じで若いです〜。聞くところによると、結婚して引退してしまったそうで…。う〜ん、勿体無いですね〜〜〜(>_<)。子供が大きくなって、いいオバサンになったらまた復帰して下さ〜い。
「ゴースト・ワールド」 ***3/4 |
Directed by : Terry Zwigoff, Written by : Daniel Clowes
Starring : Thora Birch, Scarlett Johansson, and Steve Buscemi
Official Sites : English, Japanese
Open in Japan July 28th, in the US Aug 3rd, 2001 / 現在日米同時公開中。
う〜〜〜ん、またしても期待の方が大きすぎたかも鴨〜〜〜!!!私の廻りにはこの映画を観た人が具体的に9人。私を入れると10人中、6対4で良かったという人の方が多数派なのですが、女のコは1人を抜かして全員が期待ハズレという感想。そ〜言えばNYタイムスの映画評なんかもけっこう誉めていましたが、アレも男性による評だったもんね。
この映画のウリって、思春期を卒業する女のコの日常をリアルに描いた作品なんて書いてあったけど、結局は男性の視点による所が大きかったし(ホントのガール・トークはあんなモンじゃないですよ〜(^_^;)、逆に自分のハイティーンの時はあんな事もあった、こんな事もあった…と、映画とは全然関係ないところで郷愁を誘う作品でもありました。う〜ん、ダメな女の子二人のリアルな日常を描いた作品と言えば、「吠える犬は噛まない」の方が100倍リアルだったしな〜。あんな名作を観てしまった直後だったので、この作品が霞まくって観えてしまったところもあるのかもしれません。
ルームメイトのGFが原作コミックの方も読んでいたので、原作との違いを聞いてみたのですが、スティーブ=ブシェミ扮するシーモアの役は原作にはない役なのだとか。その分、スカーレット=ヨハンセン扮するレベッカの役がおざなりにしか描かれていず、そこの所がかなり不満だったそ〜です。確かにレベッカの役は超普通で、最後もアレだけ???って感じだったモンね。原作ではイーニド12:レベッカ10くらいだった比率が、映画ではイーニド12:レベッカ3くらいって感じかな???
原作にはない“おじさん”の役を無理矢理入れたのは、原作者であり、この映画の脚本も担当したダニエル=クロウズ、プロデュースのジョン=マルコビッチ、そしてシーモア役のスティーブ=ブシェミのうちの誰か、もしくは皆のアイデアなのでしょう。S=ブシェミ説を推してる私の友達は、彼の長編二作目の監督作品「トゥリーズ・ラウンジ」を観たそうで(コレも彼がクロエ=セヴィーニ扮する高校生の女のコに恋してしまう話)、彼女曰くそっちの方がずっと良かったらしい。確かに彼も中盤はかなり良かったんですけどね〜。
ただし、むちむちむっちんのソーラ=バーチが良かったのは、皆の意見の一致するところ。私は「アメリカン・ビューティ」を観た時、誰もが絶賛したケヴィン=スペーシーのパターン化された役どころにはもう辟易していたし、アネット=ベニングのハイパーな演技にもイライラしていたので、お気に入りだったのはウェス=ベントレーとソーラ=バーチのカップルでした。その後、彼女が「ダンジョン&ドラゴン」なんかに出演していると聞いて、どうしちゃったの〜〜???と心配していたモンですが、よかった、よかった、ちゃ〜んと復活してくれて。彼女、なんと言っても眼がキレイ。どんなフトブチ眼がねに覆われていても、眼だけはやっぱりキレイですよね〜。後は、クリスティナ=リッチの二番煎じみたいにならない様に、頑張って欲しいな〜。
ただし、TVドラマ「Action!」と、「グレース・オブ・マイ・ハート」以来大好きなイリアナ=ダグラスに関しては、いまイチ彼女の良さが出ていなかったし、「依頼人」「マイ・フレンド・フォーバー」のブラッド=レンフロも、一体何の為に出て来た役なのか全然分からなかった…
(TへT)。
ともあれ、私がこの映画に対してどうしても辛い点を付けてしまうのは、テリー=ツワイゴフ監督のラスト・シーンにおける演出力。この作品は、彼のノン・ドキュメンタリー長編映画のデビュー作でして、彼はその前に「クラム」というドキュメンタリー映画を監督しています。確かに面白い映画ではあったけど、結局はメインであるロバート=クラムのキャラクターに拠っている所が大きく、別段監督してスゴイ人だとは思わなかった記憶があるんですよね。
中盤はけっこう良かったんだけどな〜。特にイーニドとシーモアがやっとお互いの気持ちに気付いていく辺り…。それであんな中途半端なラスト(ストーリー的にはアレで良かったと思いますが)じゃ〜、がっかりだ〜〜〜。エンディングがもう少しちゃんと出来ていたら、この映画ももっとず〜〜っと好きだったかもしれないのに…。つくづく映画とゆ〜のは、ラストシーンの好き嫌いに左右されますね〜。
ラストと言えば、この映画にはエンディング・クレジットの後に「ナゾのNGシーン」が挿入されています。だから何なんだ〜???とでも言う様なショットなのですが、これからこの映画を観る皆さん、こちらの方も是非お見逃しなく〜(^_^;)。
Written and Directed by : Takeshi Kitano
Starring : Beat Takeshi, Claude Maki, and Omar Epps
Official Sites : English & Japanese
私は全く持って北野武(ビートたけし)ファンではないのですが、桑田圭祐が監督した「稲村ジェーン」に対抗した形で作られた「あの夏、いちばん静かな海」を観て以来、彼は常にちょっと気になる監督サンではありました(その後、長篇デビュー作である「その男、凶暴につき」を観てかなり惹かれるモノがありましたし...)。
だからこう見えても(?)、「3-4x10月」と「みんな、やってるか〜?」以外は全作品をコンスタントに観続けて来ている私でして、この最新作「BROTHER」にも公開前はかなり期待を膨らませていたのでありました。特に今回は舞台の殆どがロスアンゼルス、資本は日本とイギリスの合作ということでしたしね。
ところが蓋を開けてみると、各国際映画祭の評判はけちょんけちょんとまでいかないものの、「がっかりした」というのが大半の意見。完成から一年以上も経ってやっとアメリカでも劇場公開されたのですが、オープンして2〜3週間も経たないうちに二流館に落っこちてしまいました〜〜〜(^_^;)。
今回の敗因(?)を私なりにちょっと考えてみたのですが、1)今年は三池崇史監督(「オーディション」「Dead or Alive 2」)、黒沢清監督(「CURE」や「蜘蛛の瞳」&「蛇の道」)のアメリカ初進出もあり、数年前までの様な北野作品への新鮮さが失われつつあるということ、2)熱狂的な北野ファンにとっても、今回の作品はこれまでの北野作品の焼き直しでしかなく、その辺りも随分とがっかり度を増幅させていた...のではないでしょうか?
だってこの作品、基本的には「ソナチネ」の舞台が沖縄からロスに移っただけなのですよ〜。前半は英語も喋れない主人公山本(ビートたけし)の、下克上的な展開がけっこう面白いかなとも思ったのですが、後半は全くいつもと同じだった...(^_^;)。
前半は、タクシーの運ちゃんとの会話、ホテルのベルボーイとのやり取り、そして観光客を餌にしたタカり(コレが後に山本をアニキと慕う様になるデニーだったりするのですが)なんかが出て来て、アメリカに初めて降り立つ日本人観光客が、誰もが一度は体験するエピソードをたけし流に料理してあった所は二重丸。この辺は、けっこうりワクワクしながら観ていたのですけれど。
それと、現地のコーディネーターがロスの観光地っぽい場所ばかりを紹介してくるので、頭に来た監督自身が改めてロケハンし直したというロケーションの数々もGOOD。やっぱりロスに行った時、一度目現地に住んでいない友達と歩き回った場所と、二度目に現地に住むアメリカ人と一緒に歩き回った場所では全然違う世界だったですもんね。それにしても、北野映画には、どうも誰もいない海と、何もない道のシーンが出てこないと収まりが付かない様で、あの辺、観ててもう「ソナチネ」か〜?と思ってしまいましたよ(^_^;)。
さてさて、それでは脇役陣について。
やっぱり一番オイシイ役をやっていたのが、寺島進。おいしすぎ。何度も書いていますが、「空の穴」を観て以来、私彼の大ファンなんですよね〜。でも、やっぱり「空の穴」の方が全然イイ。噂によると、ビデオ化されていない幻の映画「おかえり」での彼はさらに最高なんだそうですが、う〜ん。観たいな〜〜〜〜〜。
「あの夏、いちばん静かな海」で、すでにたけし組の仲間入りをしている真木蔵人は、アメリカン・スクールにでも行っていたのかどうかはよく知りませんが、英語めちゃウマ。私なんかよりずっと上手いのではないでせうか。最後のオチがかなりあっけなかったけど、こっちでもけっこうファンが出来たんじゃないかな???
哀しいけど情けなかったのが、加藤雅也。私けっこう彼のファンなんですけど、あの英語で日系アメリカ人の役はないんじゃない???彼の英語、字幕なしでこっちの人達にちゃんと聞き取れるかどうか、観ていてもう不安の連続って感じでしたよ〜。何でアメリカ生まれの日系人役の彼が、渡米して数年しか経ってない真木蔵人の役の彼より英語が下手なのか、理解に苦しむ〜〜〜。これじゃ、アメリカ人相手だからって、日本人役の日本語なんか全然気にも止めてない「パール・ハーバー」と、本質的には同じじゃないの〜〜〜。確かに彼は「アイアン・メイズ」で、ハリウッド映画に出演した経験はあるんだろうけれど(でも監督サン日本人だったし)、う〜ん、アレはちょっと......。やはり英語ペラペラということで売り出してるけど、実質が全然着いて来ていない別所哲也みたいだよ〜ん(^_^;)。
ど〜してもっとドスの効いた日系(またはアジア系)アメリカ人を現地でオーディションしなかったんだろ〜なぁ。だってどっちにしたって他のラティーノや黒人の役者が、皆日本語わからないのは同じなんだから。う〜ん、加藤雅也氏、なまじファンであっただけに、今年の「もう一度キス」といい、いくら面白い合作映画&TVドラマの企画があるからって、まるで似合わないトンチンカンな役で出ないで欲しい...(T_T)。
先日観た「オーディション」で感動したばかりの石橋陵氏は、「オーディション」の時よりひと回りくらい太ってた様な...。あっちの映画で感激してしまっていただけに、今回の役はやけにちゃちく見えてしまった...(^_^;)。
デニーを演じたオマール=エプスは、すっごく重要な役なんだけど、ある意味”ティピカルな”黒人って感じでした。いい部分でも悪い部分でも...。なんと言うか、差し障りがない様に描いてあるのね。う〜ん、期待が大きかったのでちょっと残念...。
最後の終わり方は、ネタバレ→北野作品とは思えぬオセンチさが残念無念。やっぱりあそこのネタバレ→ドアのカットで終わって欲しかった。何もネタバレ→死に体なんか見せなくても良かったし(実際見えない方がよっぽど悲惨な死に方してたんだろ〜なって思えて良かったのに...)。デニーが最後にネタバレ→「アニキ〜」と涙するのもCheesy過ぎる。コレでホントにたけし映画???ってびっくりしちゃうくらいでした。やっぱり海外の不特定多数の観客を狙っていたんだろうか?だとしたら、それは完全なる失敗だったと思います。
まぁ、私には「HANA-BI」の印象が強烈過ぎたからな〜。あの作品は、ストーリー的にも、フィルムメイキング的にも完璧に近かったし、そして何より”研ぎすまされた空気”みたいなモノが、あの映画には充満していた様な気がする。あのシャープさは、一体何処へ行ってしまったのだろう???
「HANA-BI」が頂点であったと言わず、個人的にはこれからもまだまだ彼に頑張って欲しいと思います。アメリカでもヨーロッパでも、そしてアジアでもね。彼の場合、一作品置きに全く違った感じの映画を作るのがどうもパターン化して来ている様なので、次の”揺れ戻し作品(?)”はどんな映画になるのか、かなり期待している私です〜〜〜。
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