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まず、このタイトルなんとかして下さいな〜。最初ビデオ屋さんでこのタイトルを観た時、「はぁぁ???」と思ってしまったのですが、すごくいいドラマだよという話を聞いたので、取りあえず観ました。いや〜、泣かされたなぁ、もぉぉぉぉ。 このドラマ、まず脚本がすっごくいいです。最後はまぁ、有りがちなんだけど、でもうまくまとまっているし。お話は、日本の新聞社のソウル支局に就職した夫を追って、ソウルに移り住んできた西田ひかる演じるイラストレーターの物語。彼女はすでに2児のママでもあり、田舎には未亡人となって一人暮らしをしている母親がいます。
まず最初に彼女が気負って中途半端なハングルを喋ってみたり、いろいろお愛想してみるところ、それがことごとく失敗して急に心を閉ざしてしまうところ。コレはと〜ってもリアル。 そうなんです。このドラマのスゴイなぁと思うところって“日韓のカルチャー・ギャップ”という部分はむしろ全体のお話の副線でしかなく、テーマがあくまでもユニバーサルな家族であるということ。日本にも韓国にも共通する“母と娘の確執”“仕事と母親業の両立”“シンプルな人と人との繋がり”。コレらをきっかり描いているところがこのドラマの最大の魅力なのだと思います。 それにしても、西田ひかるといい勝山政信といい、皆よくハングルを勉強しましたね〜。コレは下に書いたドラマ『フレンズ』にも共通して言えるけど、日本人が韓国語を喋るということと、韓国人が日本語を喋るということでは、その歴史上大きな意味的違いがあるのです。でも、子役達を見てると、そんなのまるで関係なく、皆自由にコミュニケーション取っていますよね。 この脚本の塩田千種という人は、シリーズものから2時間サスペンスまで色々な脚本を手掛けている人ですが、古い所では『太陽にほえろ』とか『大都会』まで書いているんですね。そろそろリタイアと言わず、まだまだ沢山の作品を書いていって欲しいと思います。
公式サイト 歴史上初の日韓両局放送ということ、そして『アンティーク』や『彼女たちの時代』の脚本家である岡田恵和氏が半分脚本を手がけているとあって、期待も大きく見始めた豪華4時間大巨編(?)。日韓のラブストーリーを描いたドラマといえば、去年NHKで放映された『もう一度キス』が、もうこれ以上ないというくらいヒドイ出来のドラマだったので、正直あまり期待していませんでした。まぁ、そういう事情のあったのでしょう。思ってたより悪くないじゃんというのが全体的な印象でした。最後はモロ、フジTVトレンディドラマの世界でしたけどね(ちなみに放送局はTBS)。
歴史では初めて日本のTV局で製作された新作ドラマが韓国で放送されるということで(『東京ラブストーリー』や『101回目のプロポーズ』の様な古いドラマは、つい最近になって解禁になっていますが)、クレジットはこれでもか〜というくらい几帳面に日韓半々に分かれていました。脚本・演出・製作・それに音楽に至るまで。撮影ロケーションもほぼ東京とソウルの半々だったんじゃないかな。
そしてこのドラマを何と言ってもさわやかなモノにしたのは主演二人のカワユサでしょうね〜。ウォンビンって、TVドラマを中心に出演していた俳優さんなので日本ではまったくの初お目見え。うぉ〜、なんかキムタクを10歳くらい若くしたって感じですね。早くも日本ではファン大激増の様で…。 この先、日韓共同製作のドラマや映画は沢山作られていくのでしょうが、ココまで何でもかんでもキッチリ半分半分というのはもうないんじゃないかな。例えば日本と韓国では照明のし方やカメラの固定の仕方なんかもまるで違います。そう言った双方の違いを、同じ1作品で見比べてみる…そんなオタッキーな見方も、この作品を十二分に楽しむ方法の一つではないでしょうか。
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放送日:2001年12月30日
友人がビデオを送ってくれたので何気に観始めたテープ、CM抜きで全3時間弱を一気に観てしまいました。いや〜〜〜〜懐かしかった〜〜〜。
ま、私の場合、もともと特定の歌手のファンになったことはないので(高校時代、レコードは永瀬正敏『南風・ドリーミン』&『夏のマドンナ』と荻野目慶子『愛のオーロラ』しか買わなかったという相当ヘンなヤツ(^_^;)、どの歌手が出て来ても、「あ、○○の好きだった△△だ〜」と言う様に、その歌手のファンだった友達とセットで思い出してしまうのですが、やっぱりどの歌も耳に残っていますね〜。
こうして改めて見てみると、やっぱり日本のトレンドっていうのは洋楽に相当影響されて来ているんですね〜。私自身洋楽には全く興味がなかったので、当時は全然気付かなかったのですが、ちょっとずつ洋楽のことも知って来た今、「いけないルージュ・マジック」とか「すみれSeptember Love」とか、ジュリーのオカマっぽい出で立ちを見ると、コレってつまりはデビッド=ボウィとかカルチャー・クラブとかあの辺りのコピーだったのかぁって、いまさら気付いたりなんかして…(^_^;)。 しかしアイドルってゆ〜のは、今も昔も歌下手なんですね〜(^_^;)。私の場合、ブラスバンドで下手にチューニングというか、調音の訓練を受けてしまってから、音程のズレには超うるさいんです(^_^;)。ひゃ〜皆ズレまくってる〜〜〜。それに比べてやっぱオジサン系の人達は皆歌うまいですね〜。円広志サンとか全然全くファンじゃないんですけど、その声量と音の正確さには感服してしまいました。アルフィーもいまだに生き残ってるだけあって、さすがににウマイ。TVで殆ど歌ってる所を観たことなかったんで、誰がどのパートを歌ってるのか今回初めて知りました(^_^;)。一方、若手で唯一歌の巧いドリカムは、せっかくなんだからなんか懐メロ歌って欲しかったな〜。
そうそう、NYにも勿論カラオケ屋さんというのはあるのですが、最近あんまり行かなくなっちゃったんですよね。う〜ん、何かちょっと行きたくなってしまいました。
とにかく8年以上も日本にいないモンで、モーニング娘。とかゴスペラーズが歌ってる所って、今回初めてみましたよ(^_^;)。それと、さらに自分が浦島なんだな〜って痛感してしまったのは、久米宏のモノマネさん(誰?)が登場した時。私、白髪になってからの、そして髭生やしてからの久米宏って見たことないもんで、現在の久米宏のモノマネを見ても、全然分かんないんですよね。いや〜、世の中諸行無常というか何というか…(^_^;)。
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昨年の同時多発テロ事件で、ワールド・トレード・センターの第二ビルにあったTVアンテナが消滅。以来、私のアパートからだと普通の地上波では殆どTVが観られなくなってしまいました(T_T)。
実は1994〜1996年、今のアパートに引っ越して来る前はケーブルを入れていたこともあるのですが、デジタルボックスの導入によってチャンネル数や便利さが5年前とは比べ物にならなくくらい飛躍しているのに超ビックリ。現在ペイTV等を含めると、そのチャンネル数は300以上(番号ではチャンネル640まであるのですが、途中抜けているのもけっこうあるので)にもなっています。
1. HBO, HBO +, HBO Signature, HBO Family, HBO Comedy, HBO Zone - - - Premier Channels
”project greenlight”
実際、インディー映画というのはお金がない為に、1)スタッフに経験の浅い人が多い(給料が安く上がるからですね、当然(^_^;)、2)お金のない分、時間をかけて手作りしようとするから、段々やっているうちにフラストレーションがたまってくる、3)お金のない分、妥協も必要なのに、経験が少ない分どこで妥協したら良いのか分からない、等など…。だいたい1ヶ月以上撮影してれば、1日3〜4件のケンカがあちこちで起こるのは当たり前。私も超低予算の映画には何本か関わって来たので、ある程度のシーンは予想していましたが、いや〜ここまでクルー同士がぐちゃぐちゃにいがみ合ってる映画というのも珍しいのではないでしょうか(^_^;)。 また、映画の撮影と言うのは、ある意味時間との戦いの様な所がありまして、6時間ごとに食事時間を取らなければならない、子役は一日何時間以上仕事をしてはならない等、さまざまな時間規定がユニオンによって決められています。もしそれを10分でも破ろうものなら、ユニオンに対して巨額のペナルティを払わなければならない。だから時間を管理する1St Assistant Directorなんかもう必死なワケですね。この撮影隊、撮影初日から子役の労働時間オーバーでまるまる半日無駄にしちゃうし、野球場のシーンでは一日中雨降っちゃうし、もう前途多難です(^_^;)。 …ともあれ、この”Stolen Summer”。今回のサンダンス映画祭でプレミア上映され、3月からは一般公開される予定になっていますが、出来は相当ヒドイらしいです(^_^;)。TV番組の方は中途キャンセルされたという話を聞いたのですが、果たしてこの史上初のTV&劇場映画タイアップ、途中挫折の運命に???私の友達なんかは、"I'm dying to see how horrible it is.(どんなにヒドイ出来なのか、死ぬ程観たい!)"と言ってますが、私の場合10ドル払ってまで観たいかどうかはちょっと疑問…(^_^;)。
”Sex and the City”(思いっきりネタバレですので要注意)
"The sopranos"
その他、友達のお勧めドラマは去年の9月に始まったばかりの"Six Feet Under"。『アメリカン・ビューティ』の脚本家が、捻れて崩壊した家族を描いたシリーズもの。総集編を録画しそこねたので、まだ一話も観ていません。あと"The Mind of a Married Man"というのも面白いらしいけど、こちらもまだ未見です。 2. NY1 News, CNN, MSNBC, Fox News Channel - - - 24 Hours News Channels
NY1 News
CNN 3. VH1, VH1 Classic, MTV, MTV2, Jazz - - - 24 Hours Music Channels
VH1, VH1 Classic
MTV, MTV2
Jazz 4. Sundance Channel, IFC (Independent Feature Channel), Bravo - - - Independent Film Channels
インディー映画専門の3チャンネル。サンダンス・チャンネルは、マンハッタン地区でケーブル局を一括に扱っているタイム・ワーナーのライバル会社、ヴァイアコムが親会社なので、開局当初マンハッタンでベーシックサービスだけしか持っていない人達には、観ることの出来ないチャンネルでした。デジタルボックスの導入によるチャンネル数の増加で、ベーシックサービスの人にも見ることが可能に。ご存知サンダンス映画祭と連動しているので、映画祭最終日は授賞式の模様も中継になる予定。アメリカのインデイー映画だけでなく、外国語映画やドキュメンタリーも多く放映しています。 5. International News World, International Channel, BBC America - - - International Channels いろいろな国・いろいろな言語の国際チャンネル3つ。実は、この3チャンネルは全て100チャンネル以上なので、5年前のスタンダードサービスでは観ることの出来なかったチャンネルです。International Channelは、6〜7年前には観られていたのですが、タイムワーナー側の意向で一旦観られなくなってしまっていました。当初はこのチャンネルを取り戻そうと、署名運動まで起きたくらい(^_^;)。フジTV系のニュースやドラマなどが1日2〜3時間程度(もっとかな?)放映されています。
International News Worldは、日本を含む世界のニュースを放映しているのですが、ちゃんと英語の吹き替えが入っているので、どの国のものも楽しめます。今回のテロ事件や米軍によるアフガンの攻撃など、いろいろな国の視点から見てみるのも面白いところ。
その他、ペイTVで日本語放送のJapan TV(NHKの番組が中心)や中国語映画専門チャンネルなんていうのもあるのですが、どれも有料。スペイン語、韓国語、アラビア語とギリシャ語放送だけはなぜかスタンダードサービスで観られるので、時々2分くらい観ています(^_^;)。 6. metro TV, MNN(Manhattan Neighborhood Network), Cross Walks, CUNY-TV - - - NY Neighbors Channels metro TVは、NYのエンターティメント情報番組を中心にしたもの。ビレッジボイス紙のマイケル=ムスト氏(NYのピーコ?)の爆笑&するどいコーナーがお気に入り。MNNで放映されるモノの多くは、わけわかんないアマチュア・ビデオなのですが、たま〜にけっこう笑える掘り出しモノ有り。Cross Walksで放映されているNew York Uncutは最近観ていないのであまりコメント出来ませんが、これも長いですね。CUNYとは、City University of NY (NY市立大学)の略。学生の製作した番組から、クラシック・アート&ミュージックの番組まで幅広く。 7. Discovery Kids, Cartoon Network, Disney Channel, Nichelodeon, NOGGIN - - - Kids Channels
子供向けのチャンネルはそれこそ山程あるのですが、大体観る確率の多いのがこの5チャンネル。ディスカバリー・キッズは、ご存知ディスカバリー・チャンネルの姉妹チャンネル(ディカバリー系のチャンネルだけで6つもあります(^_^;)。子供向けと言わず、なかなか面白いです。 8. E!, Oxygen, We - - - Mostly for Women
ミーハー系のお気に入り3局。E!は、かなりゴシップ入ってます。ゴールデングローブ賞やアカデミー賞の授賞式前に各出席者達のドレスを批評(酷評)したり、ハリウッドの裏話をドキュメンタリーやニュースにしたり…。5年前には放送されていた“Talk Soup”って番組が大好きだったんですけど、なくなっちゃったみたいですね〜(…と思ったんだけど、まだ放送続行中でした。Jan 26, 02)。毎週1週間のトーク・ショーのハイライトだけを選りすぐって見せていた、コレもかなり低俗な番組なのですが、私のお気に入り番組の一つでした。映画俳優として頑張っているグレッグ=キニアーなんて、今でこそ2枚目系だけど、昔はこの番組のホストやってたんですよ〜(^_^;)。 9. TLC (The Leaning Channel) , The Weather Channel, Food Network, Court TV, Travel Channel, The History Channel, Si-Fi Channel, Comedy Central - - - Special Channels
どれも名前を聞けば内容が一目瞭然の専門チャンネル(^_^;)。ここに挙げたモノは全て、私が5年前にケーブルを持っていた時からあったもの。最近では、ソープ・オペラ(お昼の奥様向けドラマ)専門チャンネル、ゲーム専門チャンネル、ゴルフ専門チャンネル、テクノロジー専門チャンネル、スタイル専門チャンネルや、Speed Divisionというスピードに関することなら何でもというわけの分からないチャンネルさえあります(^_^;)。 10. CSPN - 2 CSPANはパブリック・アフェアー(公務)、特に議会の映像などを流し、CSPAN3はスピーチや記者会見などの映像を流しているのですが、なぜかCSPAN2では最近Book Conference等、本関係の映像が多く放映されています。チャンネルをザッピングしていて、ついつい見入ってしまうことの多い変わったチャンネルですね(^_^;)。
…と、以上のチャンネルは、あくまでNYのマンハッタン地区で、デジタルボックスを持っていて、スタンダードサービス(その下にベーシックサービスというのもあります)料金を払っている人が観ることの出来るチャンネルであることをご了承下さい。アメリカにはそれこそ何百何千のチャンネルが存在しているので、地方によって観られるチャンネルと観られないチャンネルがあります。
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