|
今年は殆どお芝居の感想を書くチャンスがなかったので、リストで誤魔化しちゃいます(^_^;)。
第1位 『青ひげ公の城』 by 寺山修司 @パルコ劇場
第2位 『ポッシブル・ワールド』 by 劇団燐光群 @ザ・スズナリ
第3位 『唐版:風の又三郎』 by 新宿梁山泊 @花園神社特設テント
第4位 『エレファント・バニッシュ』 by サイモン=マクバニー @世田谷パブリックシアター
第5位 『二十世紀少年少女歌集』 by 鄭義信 @花園神社特設テント
第6位 『身代座禅』 @歌舞伎座
第7位 『ニンゲン御破産』 by 松尾スズキ @シアター・コクーン
第8位 『象』 by 別役実 @梅ヶ丘BOX
第9位 『黄金の羊』 by HOT ROAD @東京芸術劇場
第10位 『ザ・ララミー・プロジェクト』 by 劇団燐光群 @東京芸術劇場
by 松尾スズキ |
う〜ん、『業音』でめちゃめちゃ松尾スズキの世界に嵌りまくった私なので、かなり期待していたのですが、期待はずれだったな〜〜〜。やっぱ私って、シアター・コクーンの世界に馴染めないの???あの、大劇場での大音響、な〜んか私にはしっくりいかないんですよね(^_^;)。
シアター・コクーンでの上演とあって、話がやたらと広がっていったのも私にはNG。私にとっての松尾スズキは、もっとパーソナルな笑いじゃなきゃイヤなんですよぉ。う〜ん、前回はあんなに魅力的だった彼なのに、今回はタダのおっさんにしか見えなかったのは、荻野目慶子とゆ〜ヴィーナスの不在からでせうか???
確かに中村勘九郎はうまかった。宮藤官九郎も悪くはなかった。けど、ど〜も期待度が大きすぎたのね〜〜〜(^_^;)。その点、期待してなかった吹越満は良かったし、田畑智子も及第点。阿部サダヲの高い声も面白かったし、荒川良々の存在感には圧倒されっぱなし、そして相変わらず片桐はいりは良かったけど、皆いまイチインパクトがね〜〜〜。
第一、なんで“ニンゲン御破産”なのか、私にはいまイチよく分からなかったです。もっと“業音”の時みたいなどうしようもない悲壮感というか、行き場のない絶望感の中の笑いみたいなのを期待していたんでね〜。・・・とかなんとか言って、帰りにはしっかり1500円もするプログラムを買って帰った私です(^_^;)。次の大人計画はど〜なるのかな〜〜〜???
----------------------
Go to Play 8 page - 前のお芝居ページへ